到達目標
【目的】
宇宙物理を学び、宇宙像が歴史とともにどのように変遷してきたか理解する。
【到達目標】
1.太陽系の構造や地動説を理解できる。
2.現代の宇宙像を理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 太陽系の構造や地動説を説明できる。 | 太陽系の構造や地動説を理解できる。 | 太陽系の構造や地動説を理解できない。 |
評価項目2 | 現代の宇宙像を説明できる。 | 現代の宇宙像を理解できる。 | 現代の宇宙像を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE (c)
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JABEE (d)
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学習・教育目標 C5
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教育方法等
概要:
前半では、天動説の歴史や地動説について学習する。後半は、ハッブルの法則から明らかとなった宇宙膨張について解説し、最後に未解決の問題にも言及する。
授業の進め方・方法:
はじめに、天動説の歴史や地動説について学習する。学生から宇宙に関する疑問、質問を自由に出してもらい、それらを念頭において現代の宇宙像の話に入っていきたい。
注意点:
授業の復習については自学自習により取り組み学修すること。
特に授業のあった日は、必ず各自で復習をすること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
宇宙物理の基本概念について解説する。 |
宇宙物理の基本概念について理解できる。
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2週 |
重力波観測のニュースを紹介、解説する。 |
重力波観測のニュースを理解できる。
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3週 |
惑星を説明する。 |
惑星を理解できる。
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4週 |
天動説の歴史を説明する。 |
天動説の歴史を理解できる。
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5週 |
地動説を説明する。 |
地動説を理解できる。
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6週 |
太陽系を説明する。 |
太陽系を理解できる。
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7週 |
学生によるプレゼンテーションおよび自由討論。 |
プレゼンテーションを実行できる。
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8週 |
銀河宇宙像の確立を説明する。 |
銀河宇宙像の確立を理解できる。
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2ndQ |
9週 |
ハッブルの法則を説明する。 |
ハッブルの法則を理解できる。
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10週 |
宇宙膨張を説明する。 |
宇宙膨張を理解できる。
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11週 |
火の玉宇宙を解説する。 |
火の玉宇宙を理解できる。
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12週 |
宇宙背景放射を説明する。 |
宇宙背景放射を理解できる。
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13週 |
暗黒物質、暗黒エネルギーの話題を紹介する。 |
暗黒物質、暗黒エネルギーの話題を理解できる。
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14週 |
インフレーション理論の話題を紹介する。 |
インフレーション理論の話題を理解できる。
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15週 |
期末試験の解説と、授業の振り返りを行う。 |
半期の授業の目的や授業内容を概観できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 重力、抗力、張力、圧力について説明できる。 | 3 | 前6 |
重力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | 前6 |
等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。 | 3 | 前4,前5 |
万有引力の法則を説明し、物体間にはたらく万有引力を求めることができる。 | 3 | 前2,前6,前8 |
熱 | 時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを理解している。 | 3 | 前12 |
エネルギーには多くの形態があり互いに変換できることを、具体例を挙げて説明できる。 | 3 | 前10 |
波動 | 波の波長、周期、振動数、速さについて説明できる。 | 3 | 前12 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 75 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | 100 |
基礎的能力 | 75 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |