情報基礎

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報基礎
科目番号 0053 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 情報リテラシー(技術評論社)、30時間でマスターOffice2016(実教出版)
担当教員 山下 晃弘,松林 勝志,北越 大輔,坂井 良広

到達目標

学生生活を送る上で、最低限必要な初歩のコンピュータの知識と技術を習得する。コンピュータとソフトウェアを適切に使うことができる。情報と社会とのつながりを理解し、適切に情報を収集・整理することができる。自分の考えや意見をまとめて、プレゼンテーションすることができる。自力で物事を考え、情報の知識を発展させることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
すべての課題を提出締切を守り提出するすべての課題が授業時間内に提出されていること。期限までに課題を完遂していること。課題を完遂していない。未提出課題がある。
すべての課題で求められている提出条件を満たす課題の評価点が80点以上であること。課題の評価点が70点以上であること。課題の評価点が60点未満であること。
テキストおよび課題資料の内容を理解し、実際に使いこなすことができるテキスト・資料の内容を理解し、それらを見ることなくスキル&マナーを使いこなせること。テキスト・資料を見ながらであれば、スキル(&マナー)を使いこなせること。テキスト・資料の内容を理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電算機室において、1人1台のコンピュータを使って実習を行う。授業は演習形式で行う。
授業の進め方・方法:
毎回、課題が出題されるので、説明資料・教科書を見て解いていく。課題は指定された場所(フォルダ等)に保存する。基本的に課題はその日のうち、遅くとも次回の授業が始まるまでに提出を完了する。成績は毎回の課題のみで評価する。
注意点:
課題提出が遅れた場合、1週間遅れるごとに5点減点。再提出が指示された場合も、指定期日に遅れたら5点減点。60点未満、1つでも未提出課題があれば、D評価となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,マナー・エチケット パソコンへのログイン、インターネットアクセス、Windowsの使い方、文章作成、Office365によるメールの送信ができる。
2週 コンピュータ・ネットワークの仕組み
コンピュータの仕組み、ファイルの種類、ネットワーク仕組みを理解する。
3週 Wordの使い方 Wordの基礎を理解する。
4週 Wordの使い方 Wordの基礎を理解する。
5週 情報の調べ方・まとめ方 ネットワークを使った情報収集、調査方法、レポートのまとめ方を理解する。
6週 情報とセキュリティ ネットワークとセキュリティのしくみを理解する。
7週 情報と社会 WebやSNSの仕組み、知的所有権、個人情報保護法について理解する。
8週 Excelの使い方 Excelの基礎を理解する。
2ndQ
9週 Excelの使い方 Excelの基礎を理解する。
10週 PowerPointの使い方 PowerPointの基礎を理解する。
11週
PowerPointの使い方
PowerPointの基礎を理解する。
12週 プレゼンテーション プレゼンテーションシートの作り方、プレゼンテーションの方法を理解する。
13週 クラス報告会 プレゼンテーションを行う。
14週 まとめ 授業全体のまとめを行う。
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。3
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。3
個人情報とプライバシー保護の考え方について理解し、正しく実践できる。3
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。3
専門的能力分野別の専門工学情報系分野その他の学習内容コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。3
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。3
メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。3

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000
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