Grammar & WritingⅤ

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 Grammar & WritingⅤ
科目番号 0056 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 _Quick Exercises for the TOEIC L&R Test 400_、『チャート式アースライズ総合英語』(数研出版)
担当教員 廣池 桜子

到達目標

1、2年生で学んだ文法事項・構文を十分に理解し、資格試験TOEIC対策の問題演習において、その知識を実際に活用することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達度レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1授業で扱った文法事項および構文を正確に理解し、TOEICのPart 5形式の問題演習において、その知識を十分に活用することができる。授業で扱った文法事項および構文を理解し、TOEICのPart 5形式の問題演習において、その知識を活用することができる。授業で扱った文法事項および構文を理解しているが、TOEICのPart 5形式の問題演習において、その知識を十分に活用することができない。授業で扱った文法事項および構文を理解できず、TOEICのPart 5形式の問題演習において、その知識を活用することもできない。
評価項目2授業で扱った文法事項および構文を正確に理解し、TOEICのPart 6形式の問題演習において、その知識を十分に活用することができる。授業で扱った文法事項および構文を理解し、TOEICのPart 6形式の問題演習において、その知識を活用することができる。授業で扱った文法事項および構文を理解しているが、TOEICのPart 6形式の問題演習において、その知識を十分に活用することができない。授業で扱った文法事項および構文を理解できず、TOEICのPart 6形式の問題演習において、その知識を活用することもできない。
評価項目31、2年生で学習した文法事項および構文を活用して、TOEICのPart 7の問題演習において、その知識を十分に活用することができる。1、2年生で学習した文法事項および構文を活用して、TOEICのPart 7の問題演習において、その知識を活用することができる。1、2年生で学習した文法事項および構文を活用して、TOEICのPart 7の問題演習において、その知識を十分に活用することができない。1、2年生で学習した文法事項および構文をTOEICのPart 7の問題演習において、活用できない。
評価項目4ペアワークやグループワークの際、提示された課題の内容についてクラスメイトと有益な討議ができる。ペアワークやグループワークの際、提示された課題の内容についてクラスメイトと討議ができる。ペアワークやグループワークの際、提示された課題の内容について理解はできるが、クラスメイトと討議することができない。ペアワークやグループワークの際、提示された課題の内容を理解することができない。
評価項目51、2年生で学習した文法事項および構文を活用して、英作文の課題において、その知識を十分に活用することができる。1、2年生で学習した文法事項および構文を活用して、英作文の課題において、その知識を活用することができる。1、2年生で学習した文法事項および構文を活用して、英作文の課題において、その知識を十分に活用することができない。1、2年生で学習した文法事項および構文を英作文の課題において、活用できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
Grammar & Writing Vは、主に、TOEICに必要な基本的語彙力、文法力、読解力の向上を目指す。教科書の各ユニットで扱われる中学校や高専で学んだ文法事項の復習に時間を一定量割き、必要に応じて、高専のGrammarの授業で使っていた文法書を使う。また、教科書関連文法項目の練習問題も扱う。TOEICの実践的な問題を演習することを通じて、既習の文法事項、構文に関する知識の定着と応用力強化を図る。
授業の進め方・方法:
授業は予習事項として、予め与えられた宿題をやってくることを前提とする。予習事項となるのは、①各ユニットの実施前に配布されるプリントに出てくる単語・熟語を辞書で品詞、日本語での意味、語法を調べる。②指定された問題をまずは辞書等引かずに取り組み、その後、分からなかった語彙等を辞書で調べて再度問題に取り組む。授業では、予習事項や宿題箇所の確認(宿題チェック)を行い、解答チェックを行う。その後、ユニットのTOEIC形式の問題の解答を行い、解説を扱う。ただし、各ユニットで扱われているテーマ・文法事項の難易度、教授者が焦点を起きたいポイントによって多少授業内での活動の順番が入れ替わることや、上記以外にも予習や授業外課題として宿題が課されることがある。3ユニット終了ごとに、各ユニットに出てきた単語、熟語の小テストを行う。
注意点:
指定テキスト、参考書『チャート式アースライズ総合英語』、英和辞典、ハンドアウトを管理するバインダー等を毎回持参すること。予習事項や指示された宿題・課題は必ず取り組み、授業に備えること。教科書に演習問題が載っているため、必ず毎回教科書を持ってくること。本科目の成績は定期試験の成績のみならず、予習・復習等の自学自習の実施状況も考慮して判断される。したがって、自学自習の習慣を身につけることが必要である。そのほか、受講者の状況に応じて、本科目の進度や授業の進め方を途中で見直すことがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス、TOEICの問題形式について、Scene 1: Business World
TOEICの問題形式について理解することができる。TOEICのPart 5の問題の形式について、十分に理解することができる。名詞の種類や使い方を基本問題に活用することができる。
2週 Scene 1: Business World ビジネスに関連してTOEICに頻出される基本的な語彙を理解し、その知識をTOEICのPart5, Part 6, Part 7の問題で活用できる。
3週 Scene 2: Education 教育に関連してTOEICに頻出される基本的な語彙を理解し、その知識をTOEICのPart5, Part 6, Part 7の問題で活用できる。
4週 Scene 3: Daily Life 日常生活に関連してTOEICに頻出される基本的な語彙を理解し、その知識をTOEICのPart5, Part 6, Part 7の問題で活用できる。
5週 Scene 4: Health 健康に関連してTOEICに頻出される基本的な語彙を理解し、その知識をTOEICのPart5, Part 6, Part 7の問題で活用できる。
6週 Secene 5: Job Interviews 会社における面接に関連してTOEICに頻出される基本的な語彙を理解し、その知識をTOEICのPart5, Part 6, Part 7の問題で活用できる。
7週
復習及びWriting活動
これまでに学習した内容をTOEIC形式の問題演習や英作文に活用できる。また、TOEICのリスニングのセクションの演習を行う。
8週 中間試験
2ndQ
9週 中間試験の解説・復習、Scene 8: Office Life 会社での業務に関連してTOEICに頻出される基本的な語彙を理解し、その知識をTOEICのPart5, Part 6, Part 7の問題で活用できる。
10週 Scene 9: Recreation レクリエーションに関連してTOEICに頻出される基本的な語彙を理解し、その知識をTOEICのPart5, Part 6, Part 7の問題で活用できる。
11週 Scene 10: Restaurants レストランでの食事に関連してTOEICに頻出される基本的な語彙を理解し、その知識をTOEICのPart5, Part 6, Part 7の問題で活用できる。
12週 Scene 11: Cooking 調理に関連してTOEICに頻出される基本的な語彙を理解し、その知識をTOEICのPart5, Part 6, Part 7の問題で活用できる。
13週 Scene 12: Travel & Hotels 1 旅行やホテルでの滞在に関連してTOEICに頻出される基本的な語彙を理解し、その知識をTOEICのPart5, Part 6, Part 7の問題で活用できる。
14週 Scene 13: Office 会社に関連してTOEICに頻出される基本的な語彙を理解し、その知識をTOEICのPart5, Part 6, Part 7の問題で活用できる。
15週 まとめ 本授業で扱った内容を俯瞰し、これからの学習の課題を見つけることができる。本授業の内容を英作文に活用することができる。
16週 期末試験 これまでに学習した内容を理解していることをTOEIC形式の問題、語彙の問題において示すことができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3

評価割合

試験授業内課題授業外課題合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000