地球・環境・省エネルギー

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 地球・環境・省エネルギー
科目番号 0144 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 地学基礎(第一学習社)、改訂ネオパルノート地学基礎(第一学習社)、その他プリント
担当教員 藤井 俊介

目的・到達目標

モデルコアカリキュラムに沿って、太陽系の起源・創成・現在の姿を概観し、地球の内部構造の理解から自然災害である地震などの現象の科学的理解を深め、一方で地球の大気の熱収支や海流の循環を基盤理解として、高潮津波など自然現象と災害の背景理解を目指す。地球温暖化なども扱う。また、地学の基礎的背景としての物理学も紹介し、学際的な視野を広げるとともに身近な地球現象をも工学の対象としてみることができるように、認識を広げ、全地球的視野で物事を考えるための基盤を養成することを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安可であるレベルの目安未到達レベルの目安
地球的現象・宇宙的現象を説明できる地球的現象・宇宙的現象の例が生じる理由を構造的に説明できる。他の分野への応用ができる。地球的現象・宇宙的現象の例が生じる理由を構造的に説明できる。地球的現象・宇宙的現象の例は挙げることができる。地球的現象・宇宙的現象の例さえ挙げることができない。
地球的現象・宇宙的現象を現象論的に説明できる地球的現象・宇宙的現象の理論的背景を物理学の一部として、定量的に取り扱うことができる。地球的現象・宇宙的現象を物理学の立場から見直し統一的な視点で説明できる。地球的現象・宇宙的現象の例と物理学的現象の例を関連付けることができる。地球的現象・宇宙的現象の例と物理学的現象の例を関連付けることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
個々の専門の以前に俯瞰的に地球・宇宙現象を見るために必要な知識を習得する。そのために、太陽系の起源から惑星まで、地球の内部構造と地震、大気や海流の循環と熱収支、津波や火山、地球温暖化など災害とかかわる現象を、地学・地球物理的な視点でとらえなおし、巨視的な視野で現象を見つめる視点を養う。
授業の進め方と授業内容・方法:
教科書をベースに進めていく。学修単位で2単位相当なので、復習用プリントを10回ほど配布し知識の定着を図る。教員によっては、余った時間で地学と物理学の関連についてテーマを絞ってより詳細にみていき、自然現象を定量的に扱う方法論の基礎の導入も行う。
注意点:
復習プリントは、学修単位としての成績根拠資料となるので、毎回、丸付け・訂正の上、提出すること。復習プリントが、1枚でも足りない場合は、学習単位分の根拠資料が不足するので、無条件にDとなるので、注意すること。成績は、復習プリント+他の提出物で50%、定期テスト50%とする。後期中間試験は行わない。学年末試験のみ実施する。後期中間試験は行わない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス。太陽の誕生、太陽系の構造、太陽系の誕生 太陽系がいかにして生まれたかを概観でき、人に説明できる。
2週 地球型惑星、木星型惑星 地球型惑星、木星型惑星の違いを説明できる。
3週 惑星・衛星以外の天体、地球の形と大きさの測定、地球の形と大きさ 惑星衛星以外の天体、太陽系のスケール感覚を説明できる。地球の形と大きさがどのように測定されたのか説明できる。
4週 地球の内部構造、地球の構成物質、プレートの運動 地球の内部構造、地殻の運動の説明ができる
5週 プレートの収束と造山運動、火山の分布、火山の地形 プレートテクトニクスが説明できる。火山の分布や地形が説明できる。
6週 火山の噴火と火成岩、火成岩の種類、地震が発生する仕組み 火山の噴火や火成岩の種類、地震が発生する仕組みを説明できる。
7週 地震の動き、地震の発生する地域、大気の構成 地震の動きや発生する地域の特色をあげられる、大気の構成について説明できる。
8週 大気圏の特徴、対流圏における水の変化、太陽放射と地球放射 大気圏の構造が説明できる。対流圏の水の状態変化を通して雲などの発生の仕組みを説明できる。太陽放射と地球放射について説明できる。
4thQ
9週 地球のエネルギー平衡、緯度によるエネルギー収支、風 地球の熱収支について説明できる。
10週 大気の大循環、海洋の構造、大気と海洋の密接な関係 大気と海洋の循環や構造を説明できる。
11週 地球温暖化、オゾン層の破壊 地球温暖化とオゾン層の破壊について説明できる。
12週 環境・災害・省エネ 身の回りで起こりうる災害などを予測し、損セルことができる。省エネなどにも地球的視野で見つめることができる。
13週 地学と物理学1または復習 地学的な現象を物理学的現象としてとらえなおすことができる。
14週 地学と物理学2または復習 地学的な現象を物理学的現象としてとらえなおすことができる。
15週 地学と物理学3または復習 地学的な現象を物理学的現象としてとらえなおすことができる。
16週 後期末試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力2000003050
専門的能力2000001030
分野横断的能力1000001020