到達目標
(1)相手の立場や専門性に応じて多様な方法で円滑なコミュニケーションをとることができ,
社会におけるテーマに対し,具体的かつ論理的な実効策を提案できる汎用的能力を習得する。
(2)チームワーク力を有した上でリーダーシップをとる,或いは,他者と協調して行動することができ,
倫理観を持って工学に取り組むことができる態度・志向性を習得する。
(3)クライアントの要求を解決するためのプロセスを理解し,複合的な工学的課題や需要に適合したシステム・構成要素・工程を設計ることができる創造的思考力を習得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
円滑なコミュニケーションを通じた課題発見と、課題解決策を提案できる。 | 円滑なコミュニケーションを通じて課題に対し、具体的かつ論理的な解決策を提案できる。 | 円滑なコミュニケーションを通じて課題に対し、具体的な解決策を提案できる。 | コミュニケーションを通じて課題に対し、解決策を思考することができる。 |
リーダーシップを発揮し、他者と共同しながら合意形成ができる。 | 満足なコミュニケーションをとることができない。 | リーダーシップを発揮し、他者と共同しながら、グループ全体を合意形成に導くこ とができる
| 他者と共同しながら、グループ全体を合意形成に至ることができる。
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主体的な情報収集と整理ができ、自身の考えやアイディアを加えて説明できる。 | 他者と共同しながら、意見を交わし、ともに行動することができる。 | 他者と共同することができない。 | 主体的に情報収集することができ 、それらを整理しまとめ、自身の考えやアイディアを加え、他者に説明することができる。
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| 情報収集することができ 、それらを整理しまとめ、自身の考えやアイディアを加えることができる。
| 他者の助言を受け、情報収集し 、それらを整理しまとめることができる。 | 十分な情報収集をすることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力の習得を目的とし,社会におけるテーマに対してチームのメンバーと協働して解決をしていく学習活動を実施する。特に社会実装Ⅲでは、前年度の社会実装Ⅱで得た経験を活かし、当事者(ユーザー、パートナー企業など)との意見交換を通じて、より社会で役立つ製品に仕上げることとする。
1)ニーズの把握、2)サービスの開発と改善(プロトタイピング)、3)本物の評価をもらう、4)社会に導入してみる、の4ステップからなる社会実装教育を実施する。
授業の進め方・方法:
社会実装Ⅲでは、4,5名程度のチームで課題解決に向けた提案,計画,役割分担,実践がメインとなる。最終報告では、教員や学外の連携者(企業の技術者など)も交えた場で、各グループがプロジェクト成果についてプレゼンテーションを行う。
この科目は、民間企業等において業務を担当していた教員も担当し、その経験を活かし、実際の現場における最新の設計手法等についての講義を含めて実施するものである。
注意点:
成績評価は、評価割合にも記載の通り、成果報告とポートフォリオによって行う。
なお、成果報告は発表の実施と成果報告書の提出をもって評価を実施し、双方が合格基準を満たすことが必要である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オープニング |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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2週 |
課題点の整理とプランニング |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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3週 |
プロジェクト活動 |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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4週 |
プロジェクト活動 |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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5週 |
プロジェクト活動 |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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6週 |
プロジェクト活動 |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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7週 |
プロジェクト活動 |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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8週 |
プロジェクト活動 |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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2ndQ |
9週 |
成果のとりまとめ |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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10週 |
成果のとりまとめ |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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11週 |
成果のとりまとめ |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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12週 |
成果報告会 |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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13週 |
成果報告書作成 |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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14週 |
成果報告書作成 |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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15週 |
成果報告書作成 |
汎用的能力,態度・志向性,創造的思考力を習得する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 成果報告 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 50 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 50 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |