卒業研究

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0177 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 10
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 10
教科書/教材
担当教員 小嶋 徹也,北越 大輔,鈴木 雅人,田中 晶,松林 勝志,吉本 定伸,山下 晃弘,西村 亮,松﨑 頼人,平尾 友一

到達目標

新規性があり普遍的価値のある試作品,技術報告,教材などの成果を挙げること。
基準以上の構成力,文章力がある論文を執筆すること。
研究成果について口頭発表できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
新規性があり普遍的価値のある試作品,技術報告,教材などの成果を挙げること。卒業研究として十分な研究成果が得られている卒業研究として研究成果が不十分である。
基準以上の構成力,文章力がある論文を執筆すること。卒業研究として基準以上の構成力,文章力のある論文が執筆できている。卒業論文の構成力,文章力が不十分である。
研究成果について口頭発表できること。研究成果の報告として十分な口頭発表ができている。卒業研究の成果報告として口頭発表の内容が不十分である。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学生個人別に異なる具体的テーマ(工学上,教育上の問題発見,検討,解決策の提案,試作,評価)を学生の希望と適性に合わせて与え,学生が課題に取り組むことにより,これらに対する実践能力,論文作成能力,発表能力を養わせるよう指導する。
授業の進め方・方法:
以下の手順で進める。
(1) 研究室への正式配属(原則として「情報工学ゼミナールⅡ」に準じる)
(2) 研究テーマの決定
(3) 研究計画の立案
(4) 文献調査
(5) 予備実験
(6) 実験,試作,評価など,実際の研究実施
(7) 成果のまとめと論文の執筆
(8) 研究成果の発表と提出
《補足》
・学科公開,公開講座,くぬぎだ祭などにおいて,訪問者へ研究内容の説明などを行なう(7月以降随時)。
・中間報告を7月,中間発表を12月に予定している。
・論文提出及び最終発表は2月に予定している。
注意点:
未知の課題に取り組むことになるため,単に指導されたことを実行するだけでなく,自ら作業量を見積もり,スケジュールを設定し,新たな視点で主体的に調査,検討,試作,評価する姿勢が必要である。また,時間外における学科公開などにおける研究紹介も課題に含まれる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 研究の計画 研究テーマ,おおよその研究計画が決定できる
2週 研究の計画 研究テーマ,おおよその研究計画が決定できる
3週 研究の計画 研究テーマ,おおよその研究計画が決定できる
4週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
5週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
6週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
7週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
8週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
2ndQ
9週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
10週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
11週 中間報告 進捗報告のための資料を作成できる。
12週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
13週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
14週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
15週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
16週
後期
3rdQ
1週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
2週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
3週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
4週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
5週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
6週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
7週 中間発表 口頭発表のための資料を作成できる。
8週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
4thQ
9週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
10週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
11週 研究の実施 自主的に研究背景の調査、実験等を行い、実験結果等の検討および考察ができる。
12週 卒業論文の作成 文章により研究の結果を論理的に伝えることができる。
13週 卒業論文の作成 文章により研究の結果を論理的に伝えることができる。
14週 最終発表準備 口頭発表のための資料を作成できる。
15週 最終発表 口頭発表により研究の結果を論理的に伝えることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。3
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3

評価割合

研究成果口頭発表技術卒業論文態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合502030000100
基礎的能力0000000
専門的能力502030000100
分野横断的能力0000000