体育I

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 体育I
科目番号 0045 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ステップアップ高校スポーツ 大学生の健康・スポーツ
担当教員 古屋 正俊

到達目標

各種のスポーツ活動や体力テストなどの実践体験を通じて、健康づくり、体づくり、仲間づくり、生きがいづくりの導入を目標としている。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1積極的に授業に参加し、スポーツ活動を楽しみリフレッシュする。継続的に授業に参加し、スポーツ活動に主体的に取り組む欠席が多く、無気力な授業参加
評価項目2自らの健康づくりや体づくりを、授業や学校生活の中で実践する自らの健康づくりや体力づくりへの知識と関心を持つ自らの健康や体力に無関心
評価項目3仲間づくりや生きがいづくりを授業や学校生活の中で実践する仲間づくりや生きがいづくりの必要性を理解し、体験する仲間づくりや生きがいづくりに無関心

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1年生は、体力テストで自らの身体や健康づくり、体力づくりへの関心を高め、各種のスポーツ体験を通して、対人や小集団での人間関係づくりを実践し、施設の適正な利用方法やスポーツに親しむ習慣を身につけ、仲間づくりや生きがいづくりの導入を図る。
授業の進め方・方法:
体育Ⅰの到達目標を達成するため、前期は体力テストやフライングディスクを用いたニュースポーツ、バドミントン、水泳を実践し、後期はテニスとハンドボールを実践する。
注意点:
授業は運動が出来る服装や運動靴(体育館は指定上履き)で受講すること。用具の準備、ウォーミングアップ、仲間との協力・交流、クールダウン、用具の片付け、掃除等についても、技術や体力アップと同様に、積極的で主体的な行動が求められる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
1年間の内容と方法を理解する
2週 キャンパスオリエンテーリング キャンパスを理解する
3週 体力テスト(外種目) 体力テストについて理解し、正しい測定方法でベストを発揮する
4週 体力テスト(体育館種目) 体力テストについて理解し、正しい測定方法でベストを発揮する
5週 体力テスト(シャトルラン) 体力テストのまとめ、記入データの確認
6週 フライングディスク① フライングディスクの基本技術の理解
7週 フライングディスク② ディスクゴルフを楽しむ
8週 前期中間定期試験期間 ここまでのまとめ
2ndQ
9週 フライングディスク③ アルティメットの基本プレーの理解
10週 フライングディスク④ アルティメットのゲームを体験する
11週 フライングディスク⑤ アルティメットのチームプレーにチャレンジする
12週 実技テスト 基本的なスキルを確認する
13週 バドミントンと水泳の選択授業① 選択した種目の基本を理解し実践する
14週 バドミントンと水泳の選択授業② 選択した種目の基本を理解し実践する
15週 バドミントンと水泳の選択授業③ 選択した種目の基本を理解し実践する
16週
後期
3rdQ
1週 テニス① 種目の特性を理解し、基本技術を確認し体験してみる
2週 テニス② 基本技術を確認し、パートナーとの連携練習に活かす
3週 テニス③ 簡易ゲームを理解し、実践の中で基本技術の必要性を理解する
4週 テニス④ 基本技術の習得を目指すとともに、ラリーやサービスのスキルアップを目指し、ゲームを楽しむ
5週 テニス⑤ 基本技術を応用し、ラリーやサービスのスキルアップを目指し、ゲームを楽しむ
6週 テニス⑥ パートナーと協力してゲームを楽しむとともに、審判も担当する
7週 実技テスト 基本的なスキルを確認する
8週 選択種目 希望の種目を選択し、リフレッシュする
4thQ
9週 ハンドボール① 種目の特性を理解し、基本技術を確認し体験してみる
10週 ハンドボール② 基本プレーの習得を目指す
11週 ハンドボール③ ルールを理解し、基本技術を活用して導入ゲームを体験する
12週 ハンドボール④ チームプレーの基本を理解し、
ゲームの中で実践してみる
13週 ハンドボール⑤ 相手チームの特徴に応じて作戦を立て、チーム力のアップを図る
14週 実技テスト 基本的なスキルを確認する
15週 選択種目 希望の種目を選択し、リフレッシュする
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3前1,前6,後1,後9,後10,後13
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。3前2,後2,後9,後12,後13
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。3前7,後3,後12,後13
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3後11,後12
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3前3,前4,前5,前13,前14,前15
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3前12,後7,後8,後14,後15
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。3前9,前11,後4,後10,後11,後12,後13
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。3前4,後5,後11,後12,後13

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30000070100
基礎的能力30000070100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000