インターンシップ

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 インターンシップ
科目番号 0089 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材
担当教員 石井 宏幸

到達目標

企業,大学,研究機関等での実習または就業体験、,地域貢献プログラムへの参加を通じて,これまでに修得した知識を活用し、技術の実際を修得し,今後の学習および自身のキャリアデザインに役立てる。さらに,技術者としての心構えや社会人としての自覚を養うことを目的とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができる。企業等における技術者の実務を十分に理解できる。企業等における技術者の実務を理解できる。企業等における技術者の実務を理解できない。
評価項目2実習内容をセキュリティに配慮しながら簡潔にして十分な内容の報告書にまとめることができる。実習内容をセキュリティに配慮しながら様式通りに報告書にまとめることができる。実習内容を報告書にまとめることができる。実習内容を報告書にまとめることができない。
評価項目3実習で学んだことをセキュリティに配慮しながら自身のキャリアデザインとして明確にプレゼンテーションできる。実習内容をセキュリティに配慮しながら発表することができる。実習内容を発表することができる。実習内容を発表することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
企業,大学,研究機関等での実習または就業体験、地域貢献プログラムへの参加等を通じ,学科の学習内容だけでない企業活動の幅広さを体験する。また,実習の経過や学んだことを報告書にまとめ,学内で開催されるインターンシップ報告会でプレゼンテーションする。
授業の進め方・方法:
学生便覧に掲載されているインターンシップ規則および学生心得を十分理解して準備を行い,企業,大学,研究機関等での実習または就業体験、地域貢献プログラムに参加する。実習後は,実習の経過や学んだことを報告書にまとめ,学内で開催されるインターンシップ報告会でセキュリティに配慮しながら発表する。
注意点:
学生便覧に掲載されているインターンシップ規則及び学生心得を十分理解して実習に望むこと。またインターンシップが「修了」であることは卒業認定に必要な条件の一つとなっている。受け入れ企業は多くの労力を割いて学生を受け入れている。そのことに対する謝意を忘れず、社会人マナー習得中であるという謙虚な気持ちで参加すること。企業活動は企業ごとに独自性を持っているので、企業側の許可無く写真撮影・文書コピー・実習内容公開を行わないこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・実習先の決定(5月から6月) 学生便覧に掲載されているインターンシップ規則及び学生心得を十分理解する。
2週 実習先への諸手続 履歴書等書類の準備,受け入れの礼状作成,および送付等を行う。
3週 実習(夏休み期間中) 実習先企業等において,定められた期間実習を行う。
4週 礼状の送付および実習報告書提出 実習先に礼状を送付する。また,実習で学んだことを報告書にまとめる。秘密保持の観点から必ず実習先企業の検印を受ける。
5週 インターンシップ報告会(9月から10月) 実習で学んだことをセキュリティに配慮しながらわかりやすく報告する。
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3前5
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3前3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3前3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3前3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3前3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3前3
企業には社会的責任があることを認識している。3前3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3前3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3前3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3前3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3前3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前3

評価割合

実習報告書発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合502525000100
基礎的能力30252500080
専門的能力100000010
分野横断的能力100000010