ReadingⅤ

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 ReadingⅤ
科目番号 1153 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『My Way: English Communication III』(三省堂)
担当教員 ゲイツ ジョン,日吉 佑太

到達目標

・英文読解に必要な様々な技術を習得し、それを実際に使うことができる。
・多様な文章を通して、英語を楽しく、正確に読む習慣を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達度レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1教科書の各章のリーディング・スキル、文法ポイント等を十分に理解し説明できる。教科書の各章のリーディング・スキル、文法ポイント等を理解できる。教科書の各章のリーディング・スキル、文法ポイント等を概ね理解できる。左記項目を満たすことができない。
評価項目2習得した読解技術を駆使して、150字程度の英文を短時間で8割以上正確に読み取ることができる。習得した読解技術を駆使して、150字程度の英文を短時間で7割以上正確に読み取ることができる。習得した読解技術を駆使して、150字程度の英文を短時間で6割以上正確に読み取ることができる。左記項目を満たすことができない。
評価項目3授業内で示された課題を近隣の学生達と討議し、結論を導き出せる。授業内で示された課題を近隣の学生達と討議できる。授業内で示された課題を最低限近隣の学生達と討議できる。(課題を十分に理解できる。)左記項目を満たすことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1.英文読解に必要とされる様々な技術を習得する。
2.適宜ハンドアウトを配布し、演習等を行う。

授業の進め方・方法:
1.教科書
①リーディングスキルの習得 ②リーディングスキルの実践
2.ハンドアウト(演習)、小テスト etc.
注意点:
・教科書、辞書、ハンドアウトを管理するバインダー等は毎回持参すること。
・本科目の成績は定期試験の成績のみならず、予習・復習等の自学自習の実施状況も考慮して判断される。したがって自学自習の習慣を身につけることが必要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション、授業の説明 Unit 1 Reading Skill 1:主語と述語動詞 英文読解の際、(主語と述語動詞など)文構造の中心を理解できる。
2週 Unit 1 Reading Skill 2:フレーズ・リーディング 英文読解の際、意味のまとまりに注意しながら読むことができる。
3週 Unit 1 Reading Skill 3:代名詞
英文読解の際、指示代名詞や人称代名詞が何を指しているのか意識しながら読むことができる。
4週 Unit 1 Reading Skill 4:未知語の推測           英文読解の際、意味が分からない語を前後関係(文脈)から推測して読み進めることができる。
5週 Unit 1 Reading Skill 5:パラグラフ構成 英文読解の際、文章構造(導入、展開、結論)を理解して読み進めることができる。
6週 Unit 1 Reading Skill 6:ディスコースマーカー(列挙・例示) 列挙(firstly etc.)や例示(for example etc.)などの談話標識を意識しながら英文読解ができる。
7週 復習 Reading Skill 1ー6が身についている。
8週 中間テスト
2ndQ
9週 Unit 1 Reading Skill 7:ディスコースマーカー(時間的順序) 時間的順序(now, since then, at first etc.)の談話標識を意識しながら英文読解ができる。
10週 Unit 1 Reading Skill 8:ディスコースマーカー(比較・対照) 比較・対照(while, but etc.)の談話標識を意識しながら英文読解ができる。
11週 Unit 1 Reading Skill 9:ディスコースマーカー(原因・結果) 原因や結果(because, thus etc.)の談話標識を意識しながら英文読解ができる。
12週 Unit 1 Reading Skill 10:スキミング   文章の概要だけをすばやく読み取ることができる。(文章概要をつかむ「斜め読み」「飛ばし読み」ができる。)
13週 Unit 1 Reading Skill 11:スキャニング    文章を読む際、知りたい情報だけを読み取ることができる。(「探し読み」ができる。)
14週 復習 Reading Skill 7ー11が身についている。
15週 復習 Reading Skill 7ー11が身についている。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
英語運用能力向上のための学習英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702001000100
基礎的能力702001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000