到達目標
各工学分野が社会においてどのように利用されているかを,20世紀以降の技術を事例にして,社会と技術,経済と技術,政治と技術などの関係性,あるいは,産業発展と技術,戦争と技術,環境と技術などの社会的な問題を知り,自らの工学知識の社会的実践(社会実装などの例もある)の基礎的素養を身につける.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
文献読解力 | 与えられた文献の紹介が8割以上の正確さでできる | 和え堪えられた文献の紹介が6割程度の正確さでできる. | 与えられた文献の紹介が半分以下しかできない |
テーマ設定 | テーマを選択でき,調査を進めることができる | テーマを選択でき,あるていど調査を始められる. | テーマの選択ができず,調査を始められない |
調査・発表 | 調査と発表が十分にできる | 調査内容と発表が,ある程度できる | 与えられたテーマについての調査ができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
今年度から「現代技術史入門」とし,具体的には「電気技術史」をキーワドとして現代(19世紀から20世紀)の技術史を調査,分析そして,受講者による発表まで行うこととする.前半は,電気技術史通史を講義形式で行い,後半は,受講生が調査テーマを1つ決め,そのテーマを発表形式で実施してもらう.発表形式により,資料調査の方法,分析の方法,プレゼンテーションの方法などについても学習してもらう.
授業の進め方・方法:
本教養ゼミでは,受講者をいくつかのグループに区分し,文献の読解および発表,指定テーマについての
資料調査・分析・発表を行なってもらう.
<スケジュール>
(1) オリエンテーション
(2) 電力技術の起源 1 通信から照明への展開
(3) 電力技術の起源 2 電力システム完成までの経緯
(4) 電力技術の起源 3 学生による文献輪読(1)
(5) 電力技術の起源 4 学生による文献輪読(2)
(6) 電力技術の起源 5 学生による文献輪読(3)
(7) エレクトロニクスの起源1 船舶無線通信から国際無線通信へ
(8) エレクトロニクスの起源2 ラジオから電波兵器へ
(9) エレクトロニクスの起源3 学生による文献輪読(1)
(10) エレクトロニクスの起源4 学生による文献輪読(2)
(11) エレクトロニクスの起源5 学生による文献輪読(3)
(12) 電気技術史事典作成 1 担当を決める
(13) 電気技術史事典作成 2 発表 1
(14) 電気技術史事典作成 3 発表 2
(15) 電気技術史事典作成 4 発表 3
<この科目の個別目標>
講義では,以下のような点が理解できることを目標としている.
(1)電気技術史に関わる基本文献を輪読することで,読み方を理解する.
(2)辞典項目を書く練習を行う事で,調査,発表の新しい方法を身につける.
(3)電気技術史の学習をとおして,「科学技術と社会」について考える
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 90 |
専門的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |