科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 芸術
科目番号 0023 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教育科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 F8号スケッチブック、筆記用具(描画用具:水彩絵の具、色鉛筆など)
担当教員 芝 章文

到達目標

近代から現代へと至る美術の流れを追いながら、実際の演習を通して歴史的理解を深め、同時に描くこと、作ることの楽しさや喜びを体験していきます。
また名作映画や美術に関するビデオを鑑賞し、優れた芸術作品に触れる機会を与え、個々の創造性を養うことを目標とします。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1じっくり取り組んだ作品を期日までに提出できる作品を提出できる作品を提出できない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
「コミュニケーション力」、「プレゼンテーション力」養成の中で、創造性や発想力、独創性の強化を図る。
授業の進め方・方法:
芸術鑑賞、作品制作、作品発表
美術作品の歴史・ビデオ鑑賞(1)
セザンヌ、マチス、ゴッホ、レオナルド・ダ・ビンチ、雪舟、長谷川等伯、タイガー立石 他。
(西洋の美術作品、日本の美術作品に関わるビデオ鑑賞を踏まえ、解説を加える。)
美術に関係する名作映画などのビデオ鑑賞(2)
戦艦ポチョムキン、アンダルシアの犬、虎の尾を踏む男達 他。
注意点:
個々の自由な発想、ユニークな表現を重視します。
上手、下手といった技術面だけではなく、情熱や伝えたいことがしっかりと表現されていて、独創性豊かな作品。
まじめにじっくりと取り組んでいることが伝わってくる作品を評価します。
評価法: 提出物100%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 美術のオリエンテーション
2週 「線について」というテーマでそれぞれが黒板に自己表現をする 「線について」というテーマでそれぞれが黒板に自己表現ができる
3週 自分の「手」をテーマに自由な表現を行う。 自分の「手」をテーマに自由な表現ができる
4週 16の言葉をもとに、ひとつひとつのイメージをイラストで表現する。
1.宗教 2.歴史 3.政治 4.運命 5.真実 6.空間 7.個性 8.恐怖 9.未来 10.戦争 11.天才 12.夢 13.友情 14.孤独 15.価値 16.純粋
16の言葉をもとに、ひとつひとつのイメージをイラストで表現できる
5週 架空生物を描こう
データ:性別、生息地、学名、身長体重、主食、性格、寿命、備考
架空生物を描ける
6週 人物画 人物画を描ける
7週 風景描写 風景描写ができる
8週 自分にとっての「天国と地獄」をテーマに絵を描こう 自分にとっての「天国と地獄」をテーマに絵を描ける
2ndQ
9週 プリミティブアート プリミティブアートを鑑賞する
10週 クツを描こう クツを描ける
11週 映画「アンダルシアの犬」を観て絵を描こう 映画「アンダルシアの犬」を観て絵を描ける
12週 記憶のかたち 記憶のかたちを表現できる
13週 自画像 自画像を描ける
14週 不思議な体験談を絵にしてみよう 不思議な体験談を絵にできる
15週 自分自身をテーマにした心象風景を描こう 自分自身をテーマにした心象風景を描ける
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。3
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力00000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000