到達目標
1 日本文化を調査し、日本文化とはどういうものであるか、その特徴を分析し、結果をわかりやすく発表することができる。
2 様々な日本文化のありように触れ、共通する日本文化の特徴と日本人のアイデンティティとの関係を理解することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 日本文化とその特徴を分析してわかりやすく説明することができる。 | 日本文化とその特徴を発表することができる。 | 日本文化とその特徴をおおよそ発表することができる。 | 日本文化とその特徴を説明することができない。 |
評価項目2 | 他者の発表を聴き、総合的に日本人のアイデンティティとの関係をよく理解することができる。 | 他者の発表を聴き、総合的に日本人のアイデンティティとの関係を理解することができる。 | 他者の発表を聴き、総合的に日本人のアイデンティティとの関係を少し理解することができる。 | 他者の発表を聴き、総合的に日本人のアイデンティティとの関係を理解することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本文化の捉え方について古典の作品や文化論を紹介しながら講義し、その後、受講者各人に日本の文化について調査した結果を発表してもらい,日本文化の特徴を総合的に考察する。それにより、日本人のアイデンティティはどこにあるのか、ひいてはそれが日本の技術力にどのように現れているのかを考察する。
授業の進め方・方法:
この科目は学修単位のため、事前にプレゼンの準備を行い、事後としてレポートを課す。初めはプリントなどを配付して、文化論の講義を行う。その後、受講者は各自日本文化についてのテーマでプレゼンを行い、さらに最終的には全員のプレゼンを通して見えてくる「日本人のアイデンティティ」をまとめ、日本の技術力との関係を考察したレポートを提出する。
注意点:
プレゼンは決められた順番で必ず行う。その準備は自学自習によって進め,期日に間に合うように仕上げること.発表を聴くときは、その場でしっかりとメモをとること。レポートは前半と後半に分けて提出してもらう予定。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
日本の文化にはどんなものがあるか、挙げることができる。
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2週 |
日本文化論 1 |
代表的な日本文化に対する考え方を理解することができる。
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3週 |
日本文化論 2 |
文化論を読みながら、そこに表れた日本人の感性を理解することができる。
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4週 |
日本文化の捉え方 |
古典の文学作品を用いて、作品に表れた日本文化の捉え方を理解することができる。
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5週 |
プレゼンテーション 1 |
日本文化の特徴が表れたテーマを選び、わかりやすく説明することができる。
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6週 |
プレゼンテーション 2 |
日本文化についての発表を聴き、日本文化についての理解を深めることができる。
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7週 |
プレゼンテーション 3 |
他者の発表を評価しながら傾聴し、自分のプレゼンテーションに活かすことができる。
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8週 |
プレゼンテーション 相互批評 |
相互批評により、各プレゼンにおける文化の捉え方、プレゼンテーションの仕方を改善することができる。
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4thQ |
9週 |
プレゼンテーション 4 |
日本文化の特徴が表れた別テーマを選び、以前よりもわかりやすく説明することができる。
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10週 |
プレゼンテーション 5 |
日本文化についての発表を聴き、他の日本文化と比較しながら理解を深めることができる。
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11週 |
プレゼンテーション 6 |
他者の発表をまとめることによって、日本文化の諸相を振り返り、俯瞰して捉えることができる。
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12週 |
日本語の特徴 |
日本語の特徴を海外の言語と比較し、日本人として何を表現してきたかを捉えることができる。
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13週 |
日本語に表れた日本人の考え方 |
日本語の特徴から、日本語に表れた日本人の感性やものの捉え方を理解することができる。
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14週 |
日本人のアイデンティティ |
さまざまな文化を通して日本人のアイデンティティはどこにあるかを理解することができる。
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15週 |
最終レポート 発表
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日本の技術力と日本人のアイデンティティとの関係を考察した結果を発表することができる。
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16週 |
日本文化論 課題提出 |
発表のPPTを改善し、日本文化とは何かをレポートにまとめることができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 50 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 50 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |