到達目標
身の回りにある家電製品,移動機器,医療診断機器などのは,その使用目的に応じた多種多様なセンサが利用されている.そこで,本講義では,身近にある機器を例に上げて,計測対象となる物理現象を測定するためのセンサの仕組みや種類などの解説を行なう.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | センサの構造や仕組みが理解でき,応用例がイメージできる. | センサの構造や仕組みは,理解できる. | センサの構造や仕組みが理解できない.また,用途のイメージがある程度できる. | センサの構造や仕組みが理解できない.また,用途のイメージもできない. |
評価項目2 | センサを活用するための周辺技術が理解できる.具体的な電気回路設計できる. | センサを活用するための周辺技術が理解できる. | センサを活用するための周辺技術がある程度分かる. | センサを活用するための周辺技術がわからない. |
評価項目3 | | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
家電製品,自動車,医療機器などの身近にある機器で使われているセンサを例にあげて,そのセンサの構造,種類を提示し,その応用先などを解説する.
授業の進め方・方法:
授業ごとに,対象となるセンサを提示して,その種類,構造などの説明を行い,必要に応じて資料を配布する.また,血圧計測におけるセンサについて,3種類以上の血圧計を用いて血圧測定の実演を行い,その特性を学習する.また,身の回りにある電気機器におけるサンサの役割を自分で調べる.
注意点:
計測工学,電子回路など信号処理に関する知識と,メカトロニクスに関する知識を有すること.事前・事後学習として,予習・複数を行うこと.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
センサーとその役割について,センサーの定義とその働きを解説する. |
センサの必要性やその構造などを理解する.
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2週 |
移動機器 その1:センサーと機器の関係について,身近にある機器を対象として,機器とセンサーの関係およびその運用方法を解説する. |
解説を行なった機器に含まれるセンサの働きやその使用方法を理解する.
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3週 |
移動機器 その2 |
解説を行なった機器に含まれるセンサの働きやその使用方法を理解する.
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4週 |
移動機器 その3 |
解説を行なった機器に含まれるセンサの働きやその使用方法を理解する.
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5週 |
医療・福祉機器 その1 |
解説を行なった機器に含まれるセンサの働きやその使用方法を理解する.
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6週 |
医療・福祉機器 その2 |
解説を行なった機器に含まれるセンサの働きやその使用方法を理解する.
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7週 |
医療・福祉機器 その3 |
解説を行なった機器に含まれるセンサの働きやその使用方法を理解する.
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8週 |
アミューズメントおよびセキュリティー機器 その1 課題提出1 |
解説を行なった機器に含まれるセンサの働きやその使用方法を理解する.
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2ndQ |
9週 |
アミューズメントおよびセキュリティー機器 その2 |
解説を行なった機器に含まれるセンサの働きやその使用方法を理解する.
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10週 |
アミューズメントおよびセキュリティー機器 その3 |
解説を行なった機器に含まれるセンサの働きやその使用方法を理解する.
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11週 |
工業計測機器 その1 |
解説を行なった機器に含まれるセンサの働きやその使用方法を理解する.
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12週 |
工業計測機器 その2 |
解説を行なった機器に含まれるセンサの働きやその使用方法を理解する.
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13週 |
工業計測機器 その3 |
解説を行なった機器に含まれるセンサの働きやその使用方法を理解する.
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14週 |
生体計測実験 課題提出2 |
実際に使用した機器のセンサの特性を理解する.
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15週 |
定期試験 |
これまでの講義内容の理解を確認する.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |