日本文化論

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 日本文化論
科目番号 0053 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 プリントを配付
担当教員 舩戸 美智子

到達目標

1 日本文化を調査し、日本文化とはどういうものであるか、その特徴を分析し、結果をわかりやすく発表することができる。
2 様々な日本文化の発表を聴き、共通する日本文化の特徴と日本人のアイデンティティとの関係を理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1日本文化とその特徴を分析してわかりやすく説明することができる。日本文化とその特徴を発表することができる。日本文化とその特徴をおおよそ発表することができる。日本文化とその特徴を説明することができない。
評価項目2他者の発表を聴き、総合的に日本人のアイデンティティとの関係をよく理解することができる。他者の発表を聴き、総合的に日本人のアイデンティティとの関係を理解することができる。他者の発表を聴き、総合的に日本人のアイデンティティとの関係を少し理解することができる。他者の発表を聴き、総合的に日本人のアイデンティティとの関係を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
日本文化の捉え方について古典の作品や文化論を紹介しながら講義し、その後、受講者各人に日本の文化について調査した結果を発表してもらい,日本文化の特徴を総合的に考察する。それにより、日本人のアイデンティティはどこにあるのか、ひいてはそれが日本の技術力にどのように現れているのかを考察する。
授業の進め方・方法:
始めはプリントなどを配付して、文化論の講義を行う。その後、受講者は各自日本文化についてのテーマでプレゼンを行う。聴衆は、他人のプレゼンについても相互評価し、プレゼン力を高めていく。さらに最終的には全員のプレゼンを通して見えてくる「日本人のアイデンティティ」についての考えをまとめ、日本の技術力との関係を考察したレポートを提出する。
注意点:
プレゼンは決められた順番で必ず行う。その準備は自学自習によって進め,期日に間に合うように仕上げること.発表を聴くときは、その場でしっかりとメモをとること。レポートは前半と後半に分けて提出してもらう予定。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 日本の文化にはどんなものがあるか、挙げることができる。
2週 日本文化論  代表的な日本文化に対する考え方を理解することができる。
3週 日本人のものの見かた
 古典作品を読む
古典作品を味わうと共に、そこに表れた日本人の感性を理解することができる。
4週 日本語の中の日本らしさ 現在使われている日本語の中に文化的な特徴をみつけることができる。
5週 プレゼンテーション 1 日本文化の特徴が表れたテーマを選び、わかりやすく説明することができる。
6週 プレゼンテーション 2 日本文化の特徴が表れたテーマを選び、わかりやすく説明することができる。
7週 プレゼンテーション 3 日本文化の特徴が表れたテーマを選び、わかりやすく説明することができる。
8週 プレゼンテーション 4 日本文化の特徴が表れたテーマを選び、わかりやすく説明することができる。
2ndQ
9週 プレゼンテーション 5 日本文化の特徴が表れたテーマを選び、わかりやすく説明することができる。
10週 プレゼンテーション 6 日本文化の特徴が表れたテーマを選び、わかりやすく説明することができる。
11週 プレゼンテーション 7 日本文化の特徴が表れたテーマを選び、わかりやすく説明することができる。
12週 プレゼンテーション 8 日本文化の特徴が表れたテーマを選び、わかりやすく説明することができる。
13週 プレゼンテーション 9 日本文化の特徴が表れたテーマを選び、わかりやすく説明することができる。
14週 日本人のアイデンティティ 日本人のアイデンティティはどこにあるかを理解することができる。
15週 最終レポート 提出
議論
日本の技術力と日本人のアイデンティティとの関係を理解することができる。
16週 レポートの返却 総評 日本人としての自己に向き合い、技術に活かすことができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05000500100
基礎的能力0000000
専門的能力05000500100
分野横断的能力0000000