電気電子工学特別研究(2022年度以降入学生用科目)

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 電気電子工学特別研究(2022年度以降入学生用科目)
科目番号 0068 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 学修単位: 12
開設学科 電気電子工学専攻 対象学年 専2
開設期 通年 週時間数 6
教科書/教材 なし
担当教員 綾野 秀樹,伊藤 浩,舘泉 雄治,玉田 耕治,濱住 啓之,一戸 隆久,新國 広幸,姜 玄浩,永井 翠,水戸 慎一郎,安田 利貴,木村 知彦,新田 武父,永野 健太

到達目標

本科5年次の卒業研究,専攻科1年次のPBL等の主体的活動で身につけた知識と経験を基に,7年間の高専教育を総括する科目として,担当教員の個別指導の下,より専門性の高い研究テーマに主体的に取り組む.研究成果の発表は,大学の教員や企業の技術者の参加する発表会で行い,学術的,社会実装的観点から振り返りを行った後,成果をまとめた論文を提出する.
【ディプロマ・ポリシー及びSDGsとの関係】 ディプロマ・ポリシー : (1),(2),(3) SDGs : 3,4,6,7,8,9,11,12,13,14,15

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1自主的に研究背景および課題について説明ができ,その課題解決方法が提案できる.指導教官の下で,研究背景および課題について,説明ができ,その課題解決方法が提案できる.指導教官の下で,研究背景および課題について,説明がある程度でき,その課題解決方法がある程度提案できる.指導教員の下で,研究背景および課題について,説明ができない.
評価項目2自主的に課題解決方法の提案と計画の立案ができ,計画に従い実行できる.指導教官の下で,課題解決方法の提案と計画の立案ができ,計画に従い実行できる.指導教官の下で,課題解決の計画がある程度実行できる指導教官の下で,課題解決の計画が実行できない.
評価項目3自主的に研究結果について,文献調査などを行い考察ができる,また,明確なプレゼンテーションおよび論文の作成ができる.指導教官の下で,研究結果について,文献調査などを行い考察ができる.また,明確なプレゼンテーションおよび論文の作成ができる.指導教官の下で,実験結果の考察があるていどできる.また,プレゼンテーションおよび論文がある程度できる.指導教官の下で,実験結果の考察ができない.また,プレゼンテーションおよび論文ができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報・通信、制御・エネルギー、電子物性・デバイス分野を研究対象とした電気電子工学を軸として、高効率電力変換技術、機能性材料および新デバイス技術、次世代無線伝送技術、制御システム、IoT技術、情報処理技術、医療福祉応用技術などの研究テーマに取り組むことにより、持続可能な社会の実現に向けた実践的な研究開発能力と社会に実装する力を育成する。また、生涯にわたって新しい知識や技術を積極的に吸収できる基礎能力を養成する。
授業の進め方・方法:
テーマ】
学生は,次のテーマのいずれかを選択する.(内容は別紙個表を参照のこと)
 電力変換装置の高性能化に関する研究(綾野 秀樹)
 パワーエレクトロニクスの応用技術および制御駆動技術および電力応用に関する研究(綾野 秀樹,永野 健太)
 機能性材料の作製と評価に関する研究(伊藤 浩)
 コンピュータ・ネットワークシステムの構築とその評価に関する研究(舘泉 雄治)
 新規性電気電子材料の作製と基礎評価(玉田 耕治)
 次世代無線伝送技術の開拓とシステム応用に関する研究(濱住 啓之)
 制御システム設計およびパラメータ推定に関する研究(濱住 啓之,木村 知彦)
 機能性電気電子材料の開発とその応用に関する研究(一戸 隆久,加藤 格)
 デジタルシステムにおける多次元信号処理に関する研究(大塚 友彦)
 光波を利用したセンサに関する研究(新國 広幸)
 機械学習を用いた新たなセキュリティ応用(姜 玄浩)
 生体計測とものづくりによるその応用(永井 翠)
 先端電子材料の開発と応用に関する研究(水戸 慎一郎,新田 武父)
 次世代センシングデバイスの開発と応用に関する研究(水戸 慎一郎)
 医療福祉機器の開発のための基礎研究(安田 利貴)

【授業スケジュール】
 学生は専攻科1年次のイノベーティブリサーチプロジェクトで興味のあるテーマを選び,1年間研究を遂行した経験を活かして,引き続き1年間にわたりその分野を専門とする担当教員から特別研究の指導を受ける.授業は学生が主体的にPDCAサイクルをまわすことにより進める.

 特別研究の前期授業時間割表を設定する.(4月)
 取り組むテーマの内容, 特にその背景や具体的な問題点を把握する.(4月)   
 具体的な問題解決手法,評価方法,および実験方法について理解し,計画的に実行する.(4月~6月)
 研究を進める上で必要な実験装置やソフトウェアの使用法について理解し,適切に操作し,使用する.(4月~6月)
 期待通りの成果(性能)が得られなかった場合,その原因を考察し,新たな問題解決方法,評価方法,および実験方法について理解しに実行する.(4月~12月)
 特別研究中間発表の準備を行う.(6月~7月)
 特別研究中間発表会の要旨を提出し,成果発表を行う.発表形式は学会の講演形式に準じたものとする.(6月~7月)
 特別研究の後期授業時間割表を設定する.(10月)
 特別研究中間発表会で指摘された内容および未着手の課題について,実験および考察を計画的に遂行する.(11月)
 特別研究最終発表の準備を行う.(1月~2月)
 特別研究最終発表会の要旨を提出し,成果発表を行う.発表形式は学会の講演形式に準じたものとする.(1~2月)
 特別研究論文を提出し,指導教員の査読を受ける.修正が必要な場合は,修正後論文を再提出し,再度指導教員の査読を受ける.(1~2月)
 最終発表及び中間発表の英文abstractは英語科教員と担当教員が共同で指導する.
注意点:
研究の計画を主体的にたててタイムマネージメントができるようになること。PDCAサイクルをまわして研究に取り組むことができるようになること。
最上級生の自覚を持って、専攻科1年生、本科5年生の模範となること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
2週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
3週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
4週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
5週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
6週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
7週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
8週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
2ndQ
9週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
10週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
11週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
12週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
13週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
14週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
15週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
16週 中間発表
後期
3rdQ
1週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
2週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
3週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
4週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
5週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
6週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
7週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
8週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
4thQ
9週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
10週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
11週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
12週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
13週 各指導教員に従う. 各指導教員に従う.
14週 最終発表 発表を通して研究の理解を再度確認する.
15週 論文提出 これまでの研究成果のまとめ.
16週 予備日

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度その他合計
総合評価割合05000500100
基礎的能力0000000
専門的能力05000500100
分野横断的能力0000000