専攻科特別実習(2022年度以降入学生用科目)

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 専攻科特別実習(2022年度以降入学生用科目)
科目番号 0003 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 学修単位: 3
開設学科 物質工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 3
教科書/教材 なし
担当教員 石井 宏幸,庄司 良,城石 英伸,中川 修,町田 茂,井手 智仁,(伊藤 篤子),伊藤 未希雄,山本 祥正,中野 雅之,土屋 賢一

到達目標

特別研究指導教員の共同研究先等における実習や,学校が用意する国内外の大学および企業等における実習を通じて,多様性に富む環境の中で他者と協働して課題解決の経験をする。持続可能な社会の実現に向けて,科学技術が環境に与える影響を常に意識し,自ら修得した専門知識および技術を複合・融合的に応用して社会に実装する能力を涵養することを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
実習先からの評価書高評価を収める標準的な評価を収める低水準の評価であった評価に値しない
実習報告書優れた報告書を期限までに提出した標準的な報告書を期限までに提出した報告書を期限までに提出した報告書が期限までに提出されない
報告会プレゼンテーション優れたプレゼンテーションを実施した標準的なプレゼンテーションを実施したプレゼンテーションを実施したプレゼンテーションを実施しなかった

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・実施時期は1年次の夏季休業中を原則とし,期間は実働20日とする。
・実習先には次の2種類がある。
 1. 学校として用意する実習先(国内・国外)
  実習の依頼,実習場所および期間等の調整,実習テーマの決定,ならびに学生の指導は,特別実習担当教員が行う。
 2.特別研究指導教員の共同研究先等(国内・国外)
  実習の依頼,実習場所および期間等の調整,実習テーマの決定,ならびに学生の指導は,特別研究指導教員が行う。
・学生は,安全や秘密保持に最大限の注意を払い,受け入れ先のルールに従って実習を行う。 
・実習報告書やインターンシップ報告会の発表資料は,実習先の担当者に秘密保持上問題がないか必ず確認してもらい,承諾を得てから学校に提出する。
・実習に関して自己評価書を作成し,学校に提出する。
・インターンシップ報告会でプレゼンテーションを行う。
授業の進め方・方法:
実習先からの評価書において,実習に対する取り組みが良好に評価されていることと,実習報告書およびインターンシップ報告会における発表にて,実習内容をわかりやすく説明した上で,実習を通じて自らがどのように成長したかを客観的に分析していることが評価の基準となる。すべての評価項目について60%以上で「合」と認定する。
注意点:
専攻科履修要覧にある特別実習心得を遵守すること。
特に安全や秘密保持には最大限の注意を払うこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 企業または大学等の研究室から提示されたテーマで実習を行う。

実習終了時に報告書を作成し,企業側担当者の承諾を得て学校に提出する。

チームワーク力の観点から実習後に自己評価をしてもらい、自己評価書を提出する。

実習終了後,学内における報告会で実習内容についてのプレゼンテーションを行う。チームワーク力を踏まえたプレゼンテーションを行う。
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

実習先からの評価書実習報告書報告会プレゼンテーション合計
総合評価割合303535100
基礎的能力15202055
専門的能力15151545
分野横断的能力0000