資源エネルギー化学

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 資源エネルギー化学
科目番号 0006 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 図解エネルギー工学、著者:平田哲夫、熊野寛之、羽田喜昭:森北出版
担当教員 石井 宏幸

到達目標

資源・エネルギー問題、環境問題を考える上で一面的でなく、総合的な課題解決の追求が必要である。即ち、新しい
時代の資源エネルギー問題への取り組み方について社会システム的な因子を考えたプロセス開発が要求される。この
様な状況の中、多岐にわたる資源エネルギー問題の現状と今後の課題について考える力を身に付ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1エネルギーの基礎的理解カルノーサイクル、エントロピー、エクセルギーを理解しているカルノーサイクル、エントロピー、エクセルギーを知っているカルノーサイクル、エントロピー、エクセルギーを知らない。
評価項目2エネルギー技術の理解太陽光発電、燃料電池、火力発電プロセス等を理解している太陽光発電、燃料電池、火力発電プロセス等を知っている。太陽光発電、燃料電池、火力発電プロセス等を知らない。
評価項目3総合的な観点からのエネルギ―の理解 エネルギー技術の歴史、変遷の背景、開発ポイント等を理解している。エネルギー技術の歴史、変遷の背景、開発ポイント等を知っている。エネルギー技術の歴史、変遷の背景、開発ポイント等を知らない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (c) 説明 閉じる
JABEE (d) 説明 閉じる
学習・教育目標 C4 説明 閉じる
学習・教育目標 C6 説明 閉じる

教育方法等

概要:
資源・エネルギー問題、環境問題を考える上で一面的でなく、総合的な課題解決の追求が必要である。即ち、新しい
時代の資源エネルギー問題への取り組み方について社会システム的な因子を考えたプロセス開発が要求される。
授業の進め方・方法:
講義、演習などを通じ、最新技術情報から技術の歴史、変遷やその時々のニーズ、克服した開発ポイントを学習する。
注意点:
関連科目・知識は、化学工学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、エネルギー工学、環境科学である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 エネルギー概論その1 エネルギーの種類を知る
3週 エネルギー概論その2 エネルギーの変換を知る
4週 熱エネルギーからエネルギー変換その1 熱効率を知る
5週 熱エネルギーからエネルギー変換その2 エクセルギーを知る
6週 熱エネルギーからエネルギー変換その3 火力発電プロセスを知る
7週 後期中間試験
8週 光・化学エネルギーから電気エネルギーへの変換その1 太陽光発電
4thQ
9週 光・化学エネルギーから電気エネルギーへの変換その2 燃料電池
10週 エネルギー技術の変遷その1 流動層技術の歴史を知る
11週 エネルギー技術の変遷その2 流動層技術の開発ポイントを知る
12週 化学工業におけるエネルギーと環境の考え方その1 エネルギーを総合的に考える
13週 化学工業におけるエネルギーと環境の考え方その2 エネルギーを総合的に考える
14週 後期末試験
15週 答案返却
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力400000040
専門的能力300000030
分野横断的能力300000030