日本史

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 日本史
科目番号 0006 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教育科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 現代の日本史(山川出版社)
担当教員 田中 聡

到達目標

この科目は長岡高専の学習・教育到達目標の(A)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専 の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。日本近現代史の基礎事項を理解する。100%(a1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本近現代史の基礎事項を理解する。日本近現代史の基礎事項を概ね理解する。左記に達していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本近現代史に関する基礎知識を学習する。
〇関連する科目:世界史(1年),歴史学Ⅰ(4年,選択),歴史学ⅡA・ⅡB(5年,選択)
授業の進め方・方法:
講義とスライドショーにより授業を進める。
注意点:
授業では毎回必ず何名かに発言を求める場面がある。積極的な参加を期待する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 東アジア国際環境の変化と開国 東アジア国際環境の変化と開国について理解する。
2週 政治秩序の崩壊 政治秩序の崩壊について理解する。
3週 明治維新と革新政策 明治維新と革新政策について理解する。
4週 対外関係の変革と内乱の終結 対外関係の変革と内乱の終結について理解する。
5週 立憲政治をめざして 立憲政治の成立について理解する。
6週 憲法の制定と議会の開設 憲法の制定と議会の開設について理解する。
7週 東アジアの国際環境と条約改正問題 東アジアの国際環境と条約改正問題について理解する。
8週 中間試験
2ndQ
9週 清国との戦い~藩閥・政党の対立と協力 日清戦争のはじまりとその展開について理解する。
10週 ロシアとの戦い~日露戦後の国際関係と日本 日露戦争のはじまりとその展開について理解する。
11週 産業化の推進と国民生活の変化 産業化の推進と国民生活の変化について理解する。
12週 第一次世界大戦と日本の外交 第一次世界大戦と日本の外交について理解する。
13週 デモクラシーの高まりと政党 デモクラシーの高まりと政党の動きについて理解する。
14週 国際協調と軍縮の進展 国際協調と軍縮の進展について理解する。
15週 期末試験
16週 試験解説とまとめ 前期の学習を振り返り、理解を深める。
後期
3rdQ
1週 政党政治の時代 政党政治の時代の到来について理解する。
2週 大戦中から戦後の経済と社会~都市化と大衆文化 大戦中から戦後の経済と社会について理解する。
3週 昭和恐慌~協調外交の行きづまり 昭和恐慌と協調外交の行きづまりについて理解する。
4週 満州事変から国際的孤立へ~軍部の政治的台頭 満州事変から国際的孤立に至る流れ、および軍部の政治的台頭について理解する。
5週 中国との戦い 日中戦争のはじまりとその展開について理解する。
6週 第二次世界大戦と世界新秩序 第二次世界大戦のはじまりとその展開について理解する。
7週 太平洋戦争 太平洋戦争のはじまりとその展開について理解する。
8週 中間試験
4thQ
9週 日本の敗北~占領政策の展開 日本の敗北と占領政策の展開について理解する。
10週 戦後民主主義の定着~政治・経済の再建 戦後民主主義の定着過程について理解する。
11週 独立の回復~55年体制の成立 独立の回復と55年体制の成立について理解する。
12週 安保体制下の日本~高度経済成長の光と影~経済大国 安保体制下の日本について理解する。
13週 冷戦の終わり~国内政治の再編成 冷戦の終わりと国内政治の再編成について理解する。
14週 アジア・太平洋と日本~21世紀を迎えて アジア・太平洋と日本が直面する課題について理解する。
15週 期末試験
16週 試験解説とまとめ 前期の学習を振り返り、理解を深める。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。2
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。2
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。2
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。2
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。2
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。2

評価割合

試験(中間)試験(期末)試験(中間)試験(期末)その他合計
総合評価割合2020202020100
基礎的能力2020202020100
専門的能力000000
分野横断的能力000000