保健体育

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 保健体育
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教育科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 現代保健体育改訂版,大修館書店
担当教員 阿部 高弘,江田 茂行,桐生 拓

到達目標

既習した運動理論や運動技術を基本に生涯健康であるために,総合的に運動と関わるか,運動習慣を身に付けるためにはどうするかを自ら考え,自ら学び,練り上げ,生活にいかせる能力を身に付ける.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1チームの課題や自己の能力に応じて技能を高め,作戦を生かした攻防を展開してゲームができる.チームの課題や自己の能力に応じて技能を高め,作戦を生かした攻防を展開してゲーム概ねができる.左記に達していない
評価項目2互いに協力してトレーニングや競技ができるようにするとともに,グラウンド,体育館などの安全を確かめ,健康・安全に留意してトレーニングや競技ができる。②態度:互いに協力してトレーニングや競技ができるようにするとともに,グラウンド,体育館などの安全を確かめ,健康・安全に留意してトレーニングや競技が概ねできる。左記に達していない
評価項目3自己の能力に応じた課題の解決を目指して,計画的なトレーニングの仕方や競技の仕方を工夫することができる.自己の能力に応じた課題の解決を目指して,計画的なトレーニングの仕方や競技の仕方を工夫することが概ねできる.左記に達していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
運動理論や運動技術を基本に生涯健康であるために,総合的に運動と関わるか,運動習慣を身に付けるためにはどうするかを自ら考え,自ら学び,練り上げ,生活にいかせる能力を身に付ける.
授業の進め方・方法:
教室の他、体育館・グラウンド他体育施設にて講義・実技を行う。
注意点:
健康・安全に留意して授業参加できるようにすることが大切であり,原則的に学校指定の体操着を着用,装飾品等を外して授業に参加すること.天候や気温,湿度などの気象条件に応じた服装の用意を忘れないこと.地面や床の固さやスポーツ種目を考え,適切なシューズを履くこと.以上のことが健康・安全にかかわる態度の育成に寄与する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 体育授業の流れを理解する
2週 体つくり運動 体つくり運動の内容を理解・実践する
3週 体つくり運動 体つくり運動の内容を理解・実践する
4週 スポーツテスト(屋内種目) スポーツテストの屋内種目を行う
5週 スポーツテスト(屋外種目) スポーツテストの屋外種目を行う
6週 バレーボール①:基本動作、ルール説明、注意事項 バレーボールの基本動作・ルール等を理解・実践する
7週 バレーボール②:オーバーハンド、アンダーハンド バレーボールのオーバーハンド、アンダーハンドを理解・実践する
8週 バレーボール③:サービス、 レシーブ バレーボールのサービス、 レシーブを理解・実践する
2ndQ
9週 バレーボール④:スパイク①(オープン攻撃) バレーボールのスパイク特にオープン攻撃を理解・実践する
10週 バレーボール⑤:スパイク②(クイック攻撃) バレーボールのスパイク特にクイック攻撃を理解・実践する
11週 バレーボール⑥:ブロック、実技試験① バレーボールのブロックを理解・実践する
12週 バレーボール⑦:リーグ戦① バレーボールのリーグ戦で自身の能力を生かす
13週 バレーボール⑧:リーグ戦② バレーボールのリーグ戦で自身の能力を生かす
14週 バレーボール⑨:リーグ戦③、実技試験② バレーボールのリーグ戦で自身の能力を生かす
15週 試験解説と発展授業 試験の確認を行う
16週
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション、体つくり運動 後期体育授業の流れを理解する
2週 柔道①:柔道衣の着方、礼法、基本動作、受身 柔道の基本動作・授業のルール等を理解・実践する
3週 柔道②:受身、袈裟固、膝車 柔道の受け身を理解・実践する
4週 柔道③:受身、既習技の復習、上四方固、連絡技 柔道の上四方固、連絡技を理解・実践する
5週 柔道④:受身、既習技の復習、大腰、自由練習 柔道の大腰、自由練習を理解・実践する
6週 柔道⑤:受身、既習技の復習、背負投、自由練習 柔道の背負投、自由練習を理解・実践する
7週 柔道⑥:受身、既習技の復習、連絡技、自由練習 柔道の連絡技、自由練習を理解・実践する
8週 柔道⑦:受身、既習技の復習、出足払、自由練習 柔道の出足払、自由練習を理解・実践する
4thQ
9週 柔道⑧:受身、既習技の復習、大内刈、小内刈 柔道の大内刈、小内刈を理解・実践する
10週 柔道⑨:実技試験① 柔道の実技試験を受験する
11週 柔道⑩:受身、既習技の復習、自由練習 柔道の既習技を自由練習で実践する
12週 柔道⑪:受身、既習技の復習、自由練習、試合 柔道の既習技を自由練習で実践する
13週 柔道⑫:受身、既習技の復習、自由練習、試合 柔道の既習技を自由練習で実践する
14週 柔道⑬:実技試験② 柔道の実技試験を受験する
15週 試験解説と発展授業 試験の確認を行う
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。3
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。3
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。3
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。3
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。3
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。3
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。3
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。3
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。3
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。3
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。3
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。3
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。3
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。3
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。3
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。3
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。3
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。2
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。2
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセス理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しなければならないことを理解する。2
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセスを理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しデザインすることができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力000005050
専門的能力000002525
分野横断的能力000002525