概要:
現代の日本社会と世界について、その特徴と政治・経済・社会の仕組みについて学習して理解し、それらについての常識や問題、および、良心的判断の基礎を養成してください。自律した地球市民として人類や地球に優しい判断ができ、また、政治・経済・社会の様々な課題を考えて問題の解決をはかって、意見を言えるようなるために、社会科学の基礎を学習する科目です。
○関連する科目:世界史(1年)、日本史(2年)、現代倫理(2年)
授業の進め方・方法:
基本事項を解説するとともに,資料集などを活用し,理解を深める。
注意点:
授業にまず集中することが第一です。ただ板書を移すだけの受動的態度でなく、日付と話題、教科書や資料のページを忘れず、板書内容には重要ポイントを強調して書くことです。各項目へのコメント付与は大歓迎です。当日の記述の最後に、まとめと考察や意見・感想を書けるようにしてください。
家庭での予習と復習では、学習範囲についてはもちろんですが、諸課題や諸問題について新聞や書籍や資料を読み、インターネットを検索し、テレビをみて、授業内容を確認し補充して下さい。
特に地理の知識は重要です(サッポロ、センダイ、ナゴヤ、オオサカ、キョウト、フクオカ、カゴシマ、オキナワ、ナハ等の重要な地名を漢字で書けるように)。
ノートの取り方について。ノートは提出しやすいように一冊ノートを使って下さい。日付と話題と板書内容を分かりやすく書き、授業で参考にする教科書や資料のページを忘れず書いて下さい。コメントや意見が書いてあると非常にいいです。ノートは随時提出してもらいます。ビデオの感想文などもノートに書いて提出してもらいます。夏休みの課題も、ノートに書いて休み明けに提出して下さい。
本科目は本来,面接授業として 実施を予定していたもの であるが,新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態において,必要に応じ遠隔授業として 実施 するものである。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・ノートの作り方 |
授業の概要・ノートの作り方について理解する。
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2週 |
社会経済のあり方 |
社会経済のあり方について理解する。
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3週 |
憲法原理:基本的人権の尊重、国民主権主義、平和主義 |
憲法原理:基本的人権の尊重、国民主権主義、平和主義について理解する。
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4週 |
立憲主義:民主主義、三権分立、市民主権・自治 |
立憲主義:民主主義、三権分立、市民主権・自治について理解する。
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5週 |
政府の仕組み、選挙制度 |
政府の仕組み、選挙制度について理解する。
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6週 |
平和主義:戦争の惨禍と戦争放棄、第9条の理解 |
平和主義:戦争の惨禍と戦争放棄、第9条について理解する。
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7週 |
平和主義:新日米安保体制、世界の安全保障体制 |
平和主義:新日米安保体制、世界の安全保障体制について理解する。
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8週 |
平和主義:現在の安全保障体制 |
平和主義:現在の安全保障体制について理解する。
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2ndQ |
9週 |
基本的人権:自由権 |
基本的人権:自由権について理解する。
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10週 |
基本的人権:平等権 |
基本的人権:平等権について理解する。
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11週 |
基本的人権:社会権 |
基本的人権:社会権について理解する。
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12週 |
日本の財政(政府一般会計の構造、財政破綻問題) |
日本の財政(政府一般会計の構造、財政破綻問題)について理解する。
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13週 |
日本の金融(長期低金利、世界金融危機問題) |
日本の金融(長期低金利、世界金融危機問題)について理解する。
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14週 |
日本の社会保障(公的年金制度の破綻と改革) |
日本の社会保障(公的年金制度の破綻と改革)について理解する。
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15週 |
企業と労働者(技術革新と労働市場の変化、格差) |
企業と労働者(技術革新と労働市場の変化、格差)について理解する。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
破壊される地球 |
破壊される地球について理解する。
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2週 |
地球環境問題への取り組み,限りある資源 |
地球環境問題への取り組み,限りある資源について理解する。
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3週 |
エネルギーの開発と利用,人口問題と食料・水資源 |
エネルギーの開発と利用,人口問題と食料・水資源について理解する。
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4週 |
経済主体と経済活動の意義,経済社会の変容 |
経済主体と経済活動の意義,経済社会の変容について理解する。
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5週 |
市場のしくみ,市場の失敗 |
市場のしくみ,市場の失敗について理解する。
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6週 |
現代の企業,国民所得,経済成長と国民の福祉 |
現代の企業,国民所得,経済成長と国民の福祉について理解する。
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7週 |
戦後復興から高度経済成長へ,安定成長からバブル経済へ,日本経済の課題 |
戦後復興から高度経済成長へ,安定成長からバブル経済へ,日本経済の課題について理解する。
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8週 |
中間試験 |
試験時間:50分
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4thQ |
9週 |
日本の中小企業,日本の農業 |
日本の中小企業,日本の農業について理解する。
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10週 |
消費者問題,公害の防止と環境保全 |
消費者問題,公害の防止と環境保全について理解する。
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11週 |
国際社会と国際法,国際的な人権保障と国際政治 |
国際社会と国際法,国際的な人権保障と国際政治について理解する。
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12週 |
国際連合と国際協力,冷戦の成立とその崩壊 |
国際連合と国際協力,冷戦の成立とその崩壊について理解する。
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13週 |
こんにちの国際政治,人種・民族問題 |
こんにちの国際政治,人種・民族問題について理解する。
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14週 |
軍拡競争から軍縮へ,国際平和と日本の役割 |
軍拡競争から軍縮へ,国際平和と日本の役割について理解する。
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15週 |
国際経済の動向と国際協力 |
国際経済の動向と国際協力について理解する。
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16週 |
期末試験 17週:試験解説と発展授業 |
試験時間:50分
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | 後2,後3 |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 後13 |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | 前15,後12,後14,後15 |
公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後4,後5,後6,後7,後9,後12,後14 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | 後13 |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | 後15 |