保健体育

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 保健体育
科目番号 0014 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教育科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 現代保健体育改訂版,大修館書店
担当教員 江田 茂行,桐生 拓

到達目標

(【科目コード】00220英語名:Health,Physical Education)
 運動理論や運動技術を基本に生涯健康であるために,総合的に運動と関わるか,運動習慣を身に付けるためにはどうするかを自ら考え,自ら学び,練り上げ,生活にいかせる能力を身に付ける.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1チームの課題や自己の能力に応じて技能を高め,作戦を生かした攻防を高度に展開してゲームができる.チームの課題や自己の能力に応じて技能を高め,作戦を生かした攻防を展開したゲームが理解できる.チームの課題や自己の能力に応じて技能を高め,作戦を生かした攻防を展開してゲームが概ねできる.左記に達していない
評価項目2互いに協力してトレーニングや競技ができるようにするとともに,グラウンド,体育館などの安全を確かめ,健康・安全に高度に留意してトレーニングや競技ができる。②態度:互いに協力してトレーニングや競技ができるようにするとともに,グラウンド,体育館などの安全を確かめ,健康・安全に留意してトレーニングや競技ができる。チームの課題や自己の能力に応じて技能を高め,作戦を生かした攻防を展開してゲーム概ねができる.左記に達していない
評価項目3自己の能力に応じた課題の解決を目指して,計画的なトレーニングの仕方や競技の仕方を高度に工夫できる.自己の能力に応じた課題の解決を目指して,計画的なトレーニングの仕方や競技の仕方を工夫することができる.チームの課題や自己の能力に応じて技能を高め,作戦を生かした攻防を展開してゲーム概ねができる.左記に達していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
運動理論や運動技術を基本に生涯健康であるために,総合的に運動と関わるか,運動習慣を身に付けるためにはどうするかを自ら考え,自ら学び,練り上げ,生活にいかせる能力を身に付ける.
授業の進め方・方法:
教室の他、体育館・グラウンド他体育施設にて講義・実技を行う。
注意点:
健康・安全に留意して授業参加できるようにすることが大切であり,原則的に学校指定の体操着を着用,装飾品等を外して授業に参加すること.天候や気温,湿度などの気象条件に応じた服装の用意を忘れないこと.地面や床の固さやスポーツ種目を考え,適切なシューズを履くこと.以上のことが健康・安全にかかわる態度の育成に寄与する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 学校体操の確認① 体育授業の流れを理解する
2週 学校体操の確認② スポーツテスト屋内種目 学校体操の内容を理解・実践する
3週 学校体操の確認③ スポーツテストシャトルラン 学校体操の内容を理解・実践する
4週 スポーツテスト(屋外種目) スポーツテストの屋内種目を行う
5週 学校体操の確認④ 体つくり運動 持久走(20分間走) 30分を目標に、息がはずむ程度のスピードで、体調に合わせてマイペースに実践する
6週 体つくり運動 持久力(30分間走など) 30分を目標に、息がはずむ程度のスピードで、体調に合わせてマイペースに実践する
7週 体つくり運動 持久力(脈拍数を用いて) 30分を目標に、息がはずむ程度のスピードで、体調に合わせてマイペースに実践する
8週 調整力のトレーニング1 リズム(個人) 互いのよさを認め合い、協力して練習したり、交流したり、発表したりすることができるようにする
2ndQ
9週 調整力のトレーニング2 リズム(少人数から集団) 互いのよさを認め合い、協力して練習したり、交流したり、発表したりすることができるようにする
10週 調整力のトレーニング3 協調性(少人数から集団) 互いのよさを認め合い、協力して練習したり、交流したり、発表したりすることができるようにする
11週 調整力のトレーニング4 協調性(集団) 互いのよさを認め合い、協力して練習したり、交流したり、発表したりすることができるようにする
12週 調整力のトレーニング5 縄跳び 基礎編(2人1組) 互いのよさを認め合い、協力して練習したり、交流したり、発表したりすることができるようにする
13週 調整力のトレーニング6 縄跳び 応用編(2人1組) 互いのよさを認め合い、協力して練習したり、交流したり、発表したりすることができるようにする
14週 調整力のトレーニング7 縄跳び(4~10人1組) 互いのよさを認め合い、協力して練習したり、交流したり、発表したりすることができるようにする
15週 調整力のトレーニング7 縄跳び(4~10人1組) 互いのよさを認め合い、協力して練習したり、交流したり、発表したりすることができるようにする
16週 保健・体育 筆記試験 試験を行う
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション、体つくり運動 後期体育授業の流れを理解する
2週 柔道①:柔道衣の着方、礼法、基本動作、受身 柔道の基本動作・授業のルール等を理解・実践する
3週 柔道②:受身、袈裟固、膝車 柔道の受け身を理解・実践する
4週 柔道③:受身、既習技の復習、上四方固、連絡技 柔道の上四方固、連絡技を理解・実践する
5週 柔道④:受身、既習技の復習、大腰、自由練習 柔道の大腰、自由練習を理解・実践する
6週 柔道⑤:受身、既習技の復習、背負投、自由練習 柔道の背負投、自由練習を理解・実践する
7週 柔道⑥:受身、既習技の復習、連絡技、自由練習 柔道の連絡技、自由練習を理解・実践する
8週 柔道⑦:受身、既習技の復習、出足払、自由練習 柔道の出足払、自由練習を理解・実践する
4thQ
9週 柔道⑧:受身、既習技の復習、大内刈、小内刈 柔道の大内刈、小内刈を理解・実践する
10週 柔道⑨:実技試験① 柔道の実技試験を受験する
11週 柔道⑩:受身、既習技の復習、自由練習 柔道の既習技を自由練習で実践する
12週 柔道⑪:受身、既習技の復習、自由練習、試合 柔道の既習技を自由練習で実践する
13週 柔道⑫:受身、既習技の復習、自由練習、試合 柔道の既習技を自由練習で実践する
14週 柔道⑬:実技試験② 柔道の実技試験を受験する
15週 柔道⑬:実技試験③ 柔道の実技試験を受験する
16週 保健・体育 筆記試験 試験を行う

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。2
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力000005050
専門的能力000002525
分野横断的能力000002525