到達目標
この科目は長岡高専の教育目標の(A)と主体的に関わる。
この科目の到達目標と,成績評価上の重み付け,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を以下の表に示す。
①現代の社会経済と福祉社会についての概念、論理、理論を理解する。
②日本資本主義とグローバル資本主義の政治経済システムの形成過程と現状、今後の方向性・あり方を理解する。
③外部と関係する経済学の現代的社会的な意味を把握する。フェミニズムやジェンダー、福祉国家論などの意味を把握する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 現代の社会経済と福祉社会についての概念、論理、理論を理解する。 | 現代の社会経済と福祉社会についての概念、論理、理論を概ね理解する。 | 左記に到達していない。 |
評価項目2 | 日本資本主義とグローバル資本主義の政治経済システムの形成過程と現状、今後の方向性・あり方を理解する。 | 日本資本主義とグローバル資本主義の政治経済システムの形成過程と現状、今後の方向性・あり方を概ね理解する。 | 左記に到達していない。 |
評価項目3 | 外部と関係する経済学の現代的社会的な意味を把握する。フェミニズムやジェンダー、福祉国家論などの意味を把握する。 | 外部と関係する経済学の現代的社会的な意味を把握する。フェミニズムやジェンダー、福祉国家論などの意味を概ね把握する。 | 左記に到達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本と世界の戦後の経済発展の蓄積様式と経済問題、社会経済体制としての資本主義経済や市場経済と外部との関係を考察する。社会的必要労働を中心とした社会経済構造論の確立につとめる。さらに、市民の自律・協働・連帯による新たな福祉国家体制と将来のあるべき社会体制を展望する。○関連する科目:法学、社会学、歴史学Ⅰ(以上前年度履修)、経済学B(後期履修)。
授業の進め方・方法:
この科目は長岡高専の教育目標の(A)と主体的に関わる。
次に示す項目・割合で達成目標に対する理解の程度を評価する.60点以上を合格とする.
● 定期試験【 60%】
● レポート等【 40%】
注意点:
新聞記事の経済欄、社会欄に目を通しておくこと。それとともに将来自分が社会人になった場合のことを想定して、自分がどのような社会的立場、ひいてはどのような世界的立場にあるかを考える習慣を身につけてもらいたい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス:福祉国家とグローバル化、福祉国家の再編 |
授業展開、福祉国家とグローバル化、福祉国家の再編の概要を理解する。
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2週 |
福祉国家論の開拓者:ウェッブ夫妻について(1) |
ウェッブ夫妻の福祉国家論を理解する。
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3週 |
福祉国家論の開拓者:ウェッブ夫妻について(2) |
ウェッブ夫妻の福祉国家論を理解する。
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4週 |
福祉国家論の開拓者:ウェッブ夫妻について(3) |
ウェッブ夫妻の福祉国家論を理解する。
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5週 |
日本経済のあゆみ(1):高度成長期 |
日本経済の高度成長期を理解する。
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6週 |
日本経済のあゆみ(2):安定成長期 |
日本経済の安定成長期を理解する。
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7週 |
日本経済のあゆみ(3):ゼロ成長期 |
日本経済のゼロ成長期を理解する。
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8週 |
日本経済のあゆみ(4):マイナス成長期 |
日本経済のマイナス成長期を理解する。
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2ndQ |
9週 |
世界経済のあゆみ(1) |
世界経済のあゆみを理解する。
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10週 |
世界経済のあゆみ(2) |
世界経済のあゆみを理解する。
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11週 |
世界経済のあゆみ(3) |
世界経済のあゆみを理解する。
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12週 |
世界経済のあゆみ(4) |
世界経済のあゆみを理解する。
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13週 |
金融システムの変容と金融の再編 |
金融システムの変容と金融の再編を理解する。
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14週 |
産業・経営システム、労働と格差 |
産業・経営システム、労働と格差を理解する。
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15週 |
前期末試験 |
問題の理解と解決。
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16週 |
試験解説と発展授業 |
試験の確認と経済学の展開について理解する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民 | 資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。 | 2 | |
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。 | 2 | |
地歴・公民 | 今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。 | 2 | |
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。 | 2 | |
評価割合
| 期末試験 | ノート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 40 | 0 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 30 | 0 | 10 | 0 | 0 | 60 |
専門的能力 | 15 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 |
分野横断的能力 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 |
| 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |