到達目標
この科目は長岡高専の学習・教育目標の(G)と主体的に関わる.
この科目の到達目標と,各到達目標と長岡高専の学習・教育目標との関連を
科目の到達目標 ,評価の重み ,学習・教育到達目標との関連の順で次に示す.
①技能:チームの課題や自己の能力に応じて技能を高め,作戦を生かした攻防を展開してゲームができるようにする. 10% (g1),(g2)
②態度:互いに協力してトレーニングや競技ができるようにするとともに,グラウンド,体育館などの安全を確かめ,健康・安全に留意してトレーニングや競技ができるようにする. 30% (g1),(g2)
③学び方:自己の能力に応じた課題の解決を目指して,計画的なトレーニングの方法や競技の方法を工夫することができるようにする. 30% (g1),(g2)
④保健:生涯を通じて自らの健康を適切に管理し,改善していく資質や能力の基礎を培い,各種運動を通じて実践的な理解を深める. 30% (g1),(g2)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | チームの課題や自己の能力に応じて技能を高め,作戦を生かした攻防を展開してゲームができる. | チームの課題や自己の能力に応じて技能を高め,作戦を生かした攻防を展開してゲーム概ねができる. | 左記に達していない |
評価項目2 | 互いに協力してトレーニングや競技ができるようにするとともに,グラウンド,体育館などの安全を確かめ,健康・安全に留意してトレーニングや競技ができる。 | ②態度:互いに協力してトレーニングや競技ができるようにするとともに,グラウンド,体育館などの安全を確かめ,健康・安全に留意してトレーニングや競技が概ねできる。 | 左記に達していない |
評価項目3 | 自己の能力に応じた課題の解決を目指して,計画的なトレーニングの仕方や競技の仕方を工夫することができる. | 自己の能力に応じた課題の解決を目指して,計画的なトレーニングの仕方や競技の仕方を工夫することが概ねできる. | 左記に達していない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
既習した運動理論や運動技術を基本に生涯健康であるために,総合的に運動と関わるか,運動習慣を身に付けるためにはどうするかを自ら考え,自ら学び,練り上げ,生活にいかせる能力を身に付ける.また,その活動を通じて高専生として必要な、コミュニケーションスキル等の汎用的技能・主体性等の態度・志向性(人間力)を養う.
授業の進め方・方法:
教室の他、体育館・グラウンド他体育施設にて講義・実技を行う。
注意点:
健康・安全に留意して授業参加できるようにすることが大切であり,原則的に学校指定の体操着を着用,装飾品等を外して授業に参加すること.天候や気温,湿度などの気象条件に応じた服装の用意を忘れないこと.地面や床の固さやスポーツ種目を考え,適切なシューズを履くこと.以上のことが健康・安全にかかわる態度の育成に寄与する.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
スポーツテスト(屋外種目) |
スポーツテストの屋内種目を行う
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2週 |
スポーツテスト(屋内種目) |
スポーツテストの屋内種目を行う
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3週 |
サッカー①:ボール操作(ドリブル) |
ボール操作のドリブルを理解・実践する
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4週 |
サッカー②:ボール操作(パス) |
ボール操作のパスを理解・実践する
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5週 |
サッカー③:ボール操作(シュート) |
ボール操作のシュートを理解・実践する
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6週 |
サッカー④:ゲーム |
チームの課題や自己の能力に応じてサッカーの技能を高め、作戦を生かした攻防を展開してゲームができるようにする
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7週 |
サッカー⑤:ゲーム |
チームの課題や自己の能力に応じてサッカーの技能を高め、作戦を生かした攻防を展開してゲームができるようにする
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8週 |
サッカー⑥:ゲーム(実技試験) |
チームの課題や自己の能力に応じてサッカーの技能を高め、作戦を生かした攻防を展開してゲームができるようにする
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2ndQ |
9週 |
バスケットボール①:パス&ラン、ドリブル、シュート |
バスケットボールにおいての連係プレイ(パス&ラン)を理解・実践する
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10週 |
バスケットボール②:パス&ラン、ドリブル、シュート |
バスケットボールにおいての連係プレイ(パス&ラン)を理解・実践する
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11週 |
バスケットボール③:パス&ラン、ドリブル、シュート |
バスケットボールにおいての連係プレイ(パス&ラン)を理解・実践する
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12週 |
バスケットボール④:ゲーム(実技試験) |
チームの課題や自己の能力に応じてバスケットボールの技能を高め、作戦を生かした攻防を展開してゲームができるようにする
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13週 |
バスケットボール⑤:ゲーム |
チームの課題や自己の能力に応じてバスケットボールの技能を高め、作戦を生かした攻防を展開してゲームができるようにする
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14週 |
バスケットボール⑥:ゲーム |
チームの課題や自己の能力に応じてバスケットボールの技能を高め、作戦を生かした攻防を展開してゲームができるようにする
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15週 |
試験解説と発展授業 |
試験の確認を行う
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
学校体操の確認 |
学校体操の内容を理解・実践する
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2週 |
健康づくりのための運動 4エクササイズ(持久走) |
30分を目標に、息がはずむ程度のスピードで、体調に合わせてマイペースに実践する
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3週 |
健康づくりのための運動 4エクササイズ(各種運動) |
30分を目標に、息がはずむ程度のスピードで、体調に合わせてマイペースに実践する
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4週 |
レジスタンストレーニング 50%強度 |
自己の体に関心をもち、自己の体力や生活に応じた課題をもって、レジスタンストレーニングを実践する
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5週 |
レジスタンストレーニング 60%強度 |
自己の体に関心をもち、自己の体力や生活に応じた課題をもって、レジスタンストレーニングを実践する
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6週 |
レジスタンストレーニング 70%強度 |
自己の体に関心をもち、自己の体力や生活に応じた課題をもって、レジスタンストレーニングを実践する
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7週 |
クラスマッチの練習(各種球技) |
学校行事(体育的行事)における自己の役割を自覚して、その責任を果たし、互いに協力して練習やゲームができるようにする
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8週 |
ホッケー① 基本(シュート)ミニゲーム |
ボール操作のシュートを理解・実践する
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4thQ |
9週 |
ホッケー② 基本(トライアングル)ミニゲーム |
チーム内での連携プレイ等での自己の役割を理解し、ゲームで生かせるようにする
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10週 |
ホッケー③ 応用(クロスからショット)リーグ戦① |
チーム内での連携プレイ等での自己の役割を理解し、ゲームで生かせるようにする
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11週 |
ホッケー④ 応用(セットプレイ)リーグ戦② |
相手との攻防の中で、集団的技能や個人的技能をうまく活用して、学習段階に応じた作戦を立て、ゲームができるようにする
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12週 |
ホッケー⑤ チーム練習 リーグ戦③(実技試験) |
チームにおける自己の役割を自覚して、その責任を果たし、互いに協力して練習やゲームができるようにするとともに、勝敗に対して公正な態度がとれるようにする。
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13週 |
ホッケー⑥ チーム練習 リーグ戦④(実技試験) |
チームにおける自己の役割を自覚して、その責任を果たし、互いに協力して練習やゲームができるようにするとともに、勝敗に対して公正な態度がとれるようにする。
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14週 |
ホッケー⑦ チーム練習 リーグ戦⑤(実技試験) |
練習場などの安全を確かめ、健康・安全に留意して練習やゲームができるようにする
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15週 |
試験解説と発展授業 |
試験の確認を行う
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 | 50 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | 25 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | 25 |