到達目標
(科目コード:11380,英語名:Creative Design and Manufacture)
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育目標との関連を順で次に示す。
①構想・設計・製作・発表の一連の流れを通してモノづくりの方法を理解し、作品を完成させる。40%(d2)(d3)(e2)
②グループで設計・製作することにより、役割分担と協力体制の気づき方を会得する。30%(e2)
③人前での発表態度を養い、発表方法を習得する。30%(b2)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 構想・設計・製作・発表の一連の流れを通してモノづくりの方法を詳細に理解し、作品を完成させる。 | 構想・設計・製作・発表の一連の流れを通してモノづくりの方法を理解し、作品を完成させる。 | 構想・設計・製作・発表の一連の流れを通してモノづくりの方法を概ね理解し、作品を完成させる。 | 左記に達していない。
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評価項目2 | グループで設計・製作することにより、役割分担と協力体制の築き方を詳細に会得する。 | グループで設計・製作することにより、役割分担と協力体制の築き方を会得する。 | グループで設計・製作することにより、役割分担と協力体制の築き方を概ね会得する。 | 左記に達していない。 |
評価項目3 | 人前での発表態度を養い、発表方法を詳細に習得する。 | 人前での発表態度を養い、発表方法を習得する。 | 人前での発表態度を養い、発表方法を概ね習得する。 | 左記に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
1,2年で学んだ加工技術と設計製図の知識と技術を基礎にして、学科で設定したテーマに基づくモノづくりを行う。また必要な情報を収集する能力、報告書の書き方、プレゼンテーションの方法をグループワーク形式で学ぶ。さらに構想・経過報告会を行い、最終的に学内オープンで作品発表・実演会を行う。
授業の進め方・方法:
学科が設定したテーマに対し、試作を基に構想を立てる。設計図と部品発注書を作成し、期限までに完了させた後、製作を行う。作品の評価・改善を繰り返し、完成品による競技会を学内オープンで開催する。決められた期日に、構想、進捗、試走、完成の4回の報告会を行う。製作は授業時間内のみとする。
注意点:
現在持っている知識・技術を駆使して、グループで協力して製品を完成させる。スケジュールと経費を管理し、かつプレゼンテーションや報告書による報告を行わなくてはならない。そのためには仲間と協力して、自主的かつ積極的に進めて行くことが重要である。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
テーマ説明、構想 |
テーマ内容を理解し、情報ツールを用いて調べることができる。
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2週 |
試作 |
試作テーマの内容・手順を理解し、試作品を製作することができる。
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3週 |
試作、構想、デザイン(ポンチ絵) |
試作を通じてアイデアをデザインすることができる。
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4週 |
プレゼンテーション、資料作成、発表練習 |
プレゼンテーションの方法を学び、発表資料を作成することができる。
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5週 |
第1回報告会(プレゼンテーション) |
発表を行うとともに、他者の発表を聞き、議論に参加することができる。
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6週 |
構想の改良、設計開始、発注書の記入方法 |
報告会での指摘を検討し、構想を改良することができる。
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7週 |
設計 |
CAD等を用いて構想の設計ができる。
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8週 |
同上 |
同上
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2ndQ |
9週 |
設計、発注書の受付 |
必要な部品を条件の中から選定し、購入依頼書を作成することができる。
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10週 |
設計図面完了 |
期日までに設計図、購入依頼書を作成することができる。
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11週 |
製作開始、購入品の確認 |
購入品の確認を行い、設計図を元に加工を行うことができる。
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12週 |
製作 |
工作機械を駆使し、設計図を元に加工を行うことができる。
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13週 |
同上 |
同上
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14週 |
同上 |
同上
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15週 |
同上 |
同上
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16週 |
同上 |
同上
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後期 |
3rdQ |
1週 |
同上 |
同上
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2週 |
同上 |
同上
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3週 |
進捗状況報告資料の作成 |
進捗を確認し、報告会の資料を作成することができる。
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4週 |
第2回報告会(配布資料形式) |
資料に基づき、進捗状況を報告することができる。
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5週 |
製作 |
工作機械を駆使し、設計図を元に加工を行うことができる。
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6週 |
〃 |
同上
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7週 |
〃 |
同上
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8週 |
〃 |
同上
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4thQ |
9週 |
〃 |
同上
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10週 |
第3回報告会(試走会) |
試走による実演と説明を行うことができる。
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11週 |
作品の改良 |
試走結果を検討し、問題点・改善方法を議論することができる。
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12週 |
〃 |
作品の改良作業を行うことができる。
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13週 |
〃 |
同上
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14週 |
第4回報告会(競技会) |
完成品の説明と実演を行うことができる。
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15週 |
まとめ |
製作過程をまとめ、報告書を作成することあgできる。
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16週 |
まとめ |
同上
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。 | 3 | |
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。 | 3 | |
1次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。 | 3 | |
2次元のデータを整理して散布図を作成し、相関係数・回帰直線を求めることができる。 | 3 | |
評価割合
| 作品 | 資料 | プレゼンテーション | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 30 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 15 | 10 | 45 |
専門的能力 | 40 | 15 | 0 | 55 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |