概要:
学科内のいずれかの研究室に所属し、5 年次の卒業研究に向けた準備を行う。所属の担当教員の助言を受けつつ、研究テーマの検討、必要な知識を補うための学習を行う。
授業の進め方・方法:
各配属研究室において、ゼミナール形式の授業を行う。
注意点:
各研究室の担当教員の説明をよく聞き、理解することが大切である。また配属先の研究室で行われている研究について、5年生の研究に対する取り組み方などもよく学ぶことが必要である。後期の限られた時間であるが、積極的に取り組むことにより効果を上げるべく努力してもらいたい。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 後8 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 後8 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 後8 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 後8 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 後8 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | 後8 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | 後8 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | 後8 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 後16 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | 後3 |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | 後3 |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | 後3 |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | 後3 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | 後3 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | 後3 |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | 後3 |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | 後3 |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | 後3 |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | 後3 |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | 後3 |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | 後3 |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | 後3 |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | 後3 |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | 後3 |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | 後3 |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | 後3 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | 後3 |