設計演習

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 設計演習
科目番号 0107 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 独自に作成したテキストを使用する。
担当教員 井山 徹郎

到達目標

この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。
①3DCADを用いて任意の形状を自在にモデリング出来るようになる.・・・・20%(d2)
②容積型圧縮機の熱サイクル計算を行う.・・・・40%(d2)
③容積型空気圧縮機の計画図を調整する.・・・・40%(d2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目13DCADを用いて任意の形状を自在にモデリング出来る.3DCADを用いて任意の形状を限定的な手法を用いてモデリング出来る.3DCADを用いて任意の形状を限定的な手法を用いてもモデリングできない.
評価項目2容積型圧縮機の熱サイクル計算を迅速かつ正しく行うことができる.容積型圧縮機の熱サイクル計算を正しく行うことができる.容積型圧縮機の熱サイクル計算を正しく行うことができない.
評価項目3容積型空気圧縮機の計画図を寸法公差,幾何公差,表面性状のすべてを考慮して作成できる.容積型空気圧縮機の計画図を寸法公差,幾何公差,表面性状の一部を考慮して作成できる.容積型空気圧縮機の計画図を寸法公差,幾何公差,表面性状を考慮して作成できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
容積型空気圧縮機の計画図を設計する.その前提として3DCADの演習も行う.
○関連する科目:設計製図(前年度履修),機械設計学(前期履修),CAD/CAE(次年度履修)
授業の進め方・方法:
演習形式で授業を進める.熱設計,機械設計共に計算例を示しながら与えられた仕様にもとづいて計算をすすめる.
注意点:
容積型空気圧縮機の例題を通して,基本サイクル計算と図面調整の関係を理解する.図面調整の繰り返しにより3DCADの操作技術の向上にも励んでもらいたい.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,設計課題提示 容積型空気圧縮機の構造と機能を理解すること目標とする.
2週 熱サイクル計算(仕様の決定) 与えられた仕様に基づいて,空気圧縮機の設計仕様を決めることを目標とする.
3週 熱サイクル計算(サイクル線図の計算) 空気圧縮機のサイクル線図を計算して描くことを目標とする.
4週 熱サイクル計算(必要動力の計算) 空気圧縮機の駆動に必要となる動力を計算することを目標とする.
5週 機械設計(クランクシャフトの軸径計算) 空気圧縮機を駆動するためのクランクシャフトの軸径を計算して決めることを目標とする.
6週 機械設計(その他の強度計算) 空気圧縮機を構成する機械要素を強度計算して決定することを目標とする.
7週 空気圧縮機の3Dモデリング(部品モデルの作成) 空気圧縮機を構成する部品の3Dモデルを作成することを目標とする.
8週 空気圧縮機の3Dモデリング(部品モデルの作成) 空気圧縮機を構成する部品の3Dモデルを作成することを目標とする.
2ndQ
9週 空気圧縮機の3Dモデリング(部品モデルの作成) 空気圧縮機を構成する部品の3Dモデルを作成することを目標とする.
10週 空気圧縮機の3Dモデリング(部品モデルの作成) 空気圧縮機を構成する部品の3Dモデルを作成することを目標とする.
11週 空気圧縮機の3Dモデリング(部品モデルの作成) 空気圧縮機を構成する部品の3Dモデルを作成することを目標とする.
12週 空気圧縮機の3Dモデリング(部品モデルの作成) 空気圧縮機を構成する部品の3Dモデルを作成することを目標とする.
13週 空気圧縮機の3Dモデリング(アセンブリモデルの作成 空気圧縮機を構成する部品モデルを組み合わせて,アセンブリを作成することを目標とする.
14週 空気圧縮機の計画図作成(部品図) 空気圧縮機の3Dモデルから部品図の作成をすることを目標とする.
15週 空気圧縮機の計画図作成(組立図) 空気圧縮機の3Dモデルから組立図の作成をすることを目標とする.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000