電気電子理論演習

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 電気電子理論演習
科目番号 0045 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子システム工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 新編 高専の数学1,2 問題集(森北出版)
担当教員 和久井 直樹,内田 雄大

到達目標

(科目コード:21560、英語名:Exercises in Electrical Theory )
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。
①電気電子工学分野に関する数学の問題が解ける。 100% (c1), (d1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1「関数とグラフ」に関連した専門分野の問題を解くことができる。「関数とグラフ」に関連した教科書の練習問題と同等程度の問題を解くことができる。「関数とグラフ」に関連した教科書の問題と同等程度の問題を解くことができる。左記に達していない。
評価項目2「三角関数」に関連した専門分野の問題を解くことができる。「三角関数」に関連した教科書の練習問題と同等程度の問題を解くことができる。「三角関数」に関連した教科書の問題と同等程度の問題を解くことができる。左記に達していない。
評価項目3「微分法」に関連した専門分野の問題を解くことができる。「微分法」に関連した教科書の練習問題と同等程度の問題を解くことができる。「微分法」に関連した教科書の問題と同等程度の問題を解くことができる。左記に達していない。
評価項目4「積分法」に関連した専門分野の問題を解くことができる。「積分法」に関連した教科書の練習問題と同等程度の問題を解くことができる。「積分法」に関連した教科書の問題と同等程度の問題を解くことができる。左記に達していない。
評価項目5直線のベクトル、平面のベクトル、空間のベクトルに関する問題を詳細に理解している。左記の問題を理解している。左記に問題がおおむね解ける。左記に達していない。
評価項目6行列、行列式に関する問題を詳細に理解している。左記の問題を理解している。左記に問題がおおむね解ける。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
自電気電子工学において基礎となる数学に関する演習を行う.演習範囲は,1~2年生で学んだ範囲および3年生で学んでいる範囲、および4,5年次の専門科目で必要となる数学の範囲である.学生の間を巡回して進度状況を確認したり,主要な部分や理解の困難な部分は適宜説明を行ったりする.
○関連する科目:電気電子工学基礎(前々年度履修),基礎電磁気学(本年度履修)、基礎電気回路(前年度履修),電気数学(前年度履修),電気回路演習(本年度履修)、電磁気学A(次年度履修)、電磁気学B(次年度履修)、電気回路IIA(次年度履修)、電気回路IIB(次年度履修)、システム制御工学(次年度履修)
授業の進め方・方法:
【前期】
小テスト(30分)、小テスト解説(30分)、学生間のフィードバック(25)を授業の基本構成とする。各単元ごとに課題を設定しているのでMS TeamsのClass Notebookに提出すること。

【後期】
本科目は毎週課題の提出を行う科目である。授業では問題集を解く、あるいは、配布したプリントの問題を解く。
授業時間において解説や演習を行い、次週までに問題集の指定した範囲をMS Teamsの課題に提出すること。
注意点:
【前期】
基礎計算力は課題で修得してもらう予定である。計画的に課題に取り組むこと。授業では数学をどのように専門分野で利用するかを中心に説明する。解説をよく聞き、クラスメイトと協力して理解を深めること。

【後期】
問題を解くためのノートを用意すること。必要に応じて数学の教科書と関数電卓を持参すること。本科目は本来、面接授業として実施を予定していたものであるが、新型コロナウィルス感染症の拡大による緊急事態において、必要に応じ遠隔授業として実施するものである。
課題提出が期限内にできなかった場合は減点対象とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業説明、確認テスト 前期の授業の進め方、成績評価について理解する。確認テストを実施し、現在の自分の数学の能力について確認する。
2週 関数とグラフ① 関数とグラフに関する理解度を確認する。課題:高専の数学1の2章と4章
3週 関数とグラフ② 関数とグラフに関する理解度を確認する。課題:高専の数学1の2章と4章
4週 関数とグラフ③ 関数とグラフに関する理解度を確認する。課題:高専の数学1の2章と4章
5週 三角関数① 三角関数に関する理解度を確認する。課題:高専の数学1の5章
6週 三角関数② 三角関数に関する理解度を確認する。課題:高専の数学1の5章
7週 三角関数③ 三角関数に関する理解度を確認する。課題:高専の数学1の5章
8週 微分法① 微分法に関する理解度を確認する。課題:高専の数学2の2章
2ndQ
9週 微分法② 微分法に関する理解度を確認する。課題:高専の数学2の2章
10週 微分法③ 微分法に関する理解度を確認する。課題:高専の数学2の2章
11週 積分法① 積分法に関する理解度を確認する。課題:高専の数学2の3章
12週 積分法② 積分法に関する理解度を確認する。課題:高専の数学2の3章
13週 積分法③ 積分法に関する理解度を確認する。課題:高専の数学2の3章
14週 総まとめ① これまで取り扱った単元の理解度を確認する。
15週 総まとめ② これまで取り扱った単元の理解度を確認する。
16週
後期
3rdQ
1週 ベクトルと図形 ベクトル ベクトルと図形 ベクトルについて理解する
2週 ベクトルと図形 平面のベクトルと図形 ベクトルと図形 平面のベクトルと図形について理解する
3週 ベクトルと図形 空間のベクトルと図形 ベクトルと図形 空間のベクトルと図形について理解する
4週 行列と行列式 行列 行列と行列式 行列について理解する
5週 行列と行列式 一次変換 行列と行列式 一次変換について理解する
6週 行列と行列式 行列式 行列と行列式 行列式について理解する
7週 発展授業 発展授業
8週 行列と行列式 行列の固有値と対角化 行列と行列式 行列の固有値と対角化について理解する
4thQ
9週 行列と行列式 行列の固有値と対角化 行列と行列式 行列の固有値と対角化について理解する
10週 行列と行列式 一次従属・一次独立と行列の階級 行列と行列式 一次従属・一次独立と行列の階級について理解する
11週 行列の応用1 行列の応用1について理解する
12週 行列の応用2 行列の応用1について理解する
13週 複素数 複素数と複素平面について理解する
14週 複素数 複素数と複素平面について理解する
15週 発展授業 発展授業
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

小テスト(前期)課題(前期)課題(後期)合計
総合評価割合351550100
基礎的能力351550100
専門的能力0000
分野横断的能力0000