プログラミング演習

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 プログラミング演習
科目番号 0100 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子システム工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 樺澤 辰也

到達目標

この科目は長岡高専の教育目標の(C)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。
①アルゴリズムとは何かを理解する. 25%(c1),(c2). ②データの並べ替えを理解し、そのプログラミング方法を修得する. 25%(c1),(c2).③データの探索方法を理解し、そのプログラミング方法を修得する. 25%(c1),(c2). ④ニュートン法や最小二乗法を理解し、そのプログラミング法を修得する. 25%(c1),(c2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1アルゴリズムとは何かを説明できる.アルゴリズムとは何かを理解する.左記に達していない.
評価項目2データの並べ替えを理解し、そのプログラミング方法を説明できる.データの並べ替えを理解し、そのプログラミング方法を修得する.左記に達していない.
評価項目3データの探索方法を理解し、そのプログラミング方法を説明できる.データの探索方法を理解し、そのプログラミング方法を修得する.左記に達していない.
評価項目4ニュートン法や最小二乗法を理解し、そのプログラミング法を説明できる.ニュートン法や最小二乗法を理解し、そのプログラミング法を修得する. 左記に達していない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 c1 説明 閉じる
学習・教育到達目標 c2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
C言語を用いてプログラミングを行うために必要なアルゴリズムとデータ構造を学ぶ.
○関連する科目: プログラミング(前年度履修),応用プログラミングA(次年度履修)
授業の進め方・方法:
補助教材のプリント適宜を用いる.
注意点:
2学年のプログラミングの復習を行ってください.教科書にC言語の解説はありません.2年次のプログラミングの教科書を持参してください.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 C言語の復習 C言語を用いて基本的なプログラミングができる.
2週 C言語の復習 ポインタを用いたプログラミングができる.
3週 アルゴリズム アルゴリズムとは何かを理解する.
4週 アルゴリズム 最小公倍数を求めるアルゴリズムを理解し,プログラミングする.
5週 アルゴリズム うるう年の判定と素数の抽出に関するアルゴリズムを理解し,プログラミングする.
6週 フローチャートの描き方 フローチャートの描き方を理解する.
7週 まとめ
8週 データの並べ替え 挿入法について理解し,プログラミングする.
2ndQ
9週 データの並べ替え バブルソートについて理解し,プログラミングする.
10週 データの並べ替え バブルソートについて理解し,プログラミングする.
11週 ファイルの入出力 データのファイルへの入出力を理解し,プログラミングができる.
12週 課題演習(ソーティング)
13週 課題演習(ソーティング)
14週 課題演習(ソーティング)
15週 前期末試験 試験時間:50分
16週 試験解説と発展授業 試験の確認を行う.
後期
3rdQ
1週 ビット演算 ビット演算について理解し,プログラミングする.
2週 データ探索 線形探索について理解し,プログラミングする.
3週 データ探索 二分探索について理解し,プログラミングする.
4週 課題演習(データ探索)
5週 課題演習(データ探索)
6週 課題演習(データ探索)
7週 まとめ
8週 ニュートン法 ニュートン法について理解し,プログラミングする.
4thQ
9週 ニュートン法 ニュートン法について理解し,プログラミングする.
10週 二分法 二分法について理解し,プログラミングする.
11週 最小二乗法 最小二乗法について理解し,プログラミングする.
12週 最小二乗法 最小二乗法について理解し,プログラミングする.
13週 課題演習(応用的な課題)
14週 課題演習(応用的な課題)
15週 学年末試験 試験時間:50分
16週 試験解説と発展授業 試験について確認する.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3前3,前4,前5,前8,前9,前10,後2,後3,後8,後9,後10
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3前3,前4,前5,前8,前9,前10,後2,後3,後8,後9,後10,後11
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3前3,前4,前5,前8,前9,前10,後2,後3,後8,後9,後10,後11

評価割合

試験(前期末)試験(学年末)その他合計
総合評価割合404020100
基礎的能力1515030
専門的能力25252070
分野横断的能力0000