科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 哲学
科目番号 0109 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子システム工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書は使用しない/補助教材としてpptまたはpdfファイルを配布する
担当教員 鈴木 覚

到達目標

(科目コード:20681,英語名:Philosophy)
この科目は長岡高専の教育目標の(A) と主体的に関わる。この科目の到達目標と、成績評価上の重み付け、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育到達目標との関連の順で次ぎに示す。①哲学の諸概念について説明できる。50%(a1)、②哲学の諸概念を用いた文章を書くことができる。40%(a1)、③哲学的な文章の内容理解に関する質問に答えられる。10% (a1)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1哲学の諸概念について詳細に説明できる。哲学の諸概念について説明できる。哲学の諸概念について概ね説明できる。左記に達していない。
評価項目2哲学の諸概念を用いた文章を詳細に書くことができる。哲学の諸概念を用いた文章を書くことができる。哲学の諸概念を用いた文章を概ね書くことができる。左記に達していない。
評価項目3哲学的な文章の内容理解に関する質問に詳細に答えられる。哲学的な文章の内容理解に関する質問に答えられる。哲学的な文章の内容理解に関する質問に概ね答えられる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
哲学の基礎的事項や基本文献を取り上げる。哲学的教養を増やし、「哲学すること」の意義を理解する。
○関連する科目:現代社会(1年)、世界史(1年)、現代倫理(2年)、日本史(2年)
授業の進め方・方法:
授業時間を前半と後半に分け、それぞれ別の内容を行う。基本的に毎回、確認小テストを行う。
注意点:
基本的に毎回、確認小テストを行う。「教養を増やしたい」と真面目に考える人の履修を望む。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入(哲学とは何かー古代哲学よりー) 「哲学とは何かー古代哲学よりー」について理解する。
2週 大陸合理論/哲学の言葉に触れる(1) 「大陸合理論/哲学の言葉に触れる(1)」について理解する。
3週 イギリス経験論/哲学の言葉に触れる(2) 「イギリス経験論/哲学の言葉に触れる(2)」について理解する。
4週 カント(1)/哲学の言葉に触れる(3) 「カント(1)/哲学の言葉に触れる(3)」について理解する。
5週 カント(2)/哲学の言葉に触れる(4) 「カント(2)/哲学の言葉に触れる(4)」について理解する。
6週 ヘーゲル/哲学の言葉に触れる(5) 「ヘーゲル/哲学の言葉に触れる(5)」について理解する。
7週 マルクス(1)/哲学の言葉に触れる(6) 「マルクス(1)/哲学の言葉に触れる(6)」について理解する。
8週 マルクス(2)/哲学の言葉に触れる(7) 「マルクス(2)/哲学の言葉に触れる(7)」について理解する。
2ndQ
9週 ニーチェ/哲学の言葉に触れる(8) 「ニーチェ/哲学の言葉に触れる(8)」について理解する。
10週 ハイデッガー(1)/哲学の言葉に触れる(9) 「ハイデッガー(1)/哲学の言葉に触れる(9)」について理解する。
11週 ハイデッガー(2)/哲学の言葉に触れる(10) 「ハイデッガー(2)/哲学の言葉に触れる(10)」について理解する。
12週 フーコー/哲学の言葉に触れる(11) 「フーコー/哲学の言葉に触れる(11)」について理解する。
13週 ラッセル/哲学の言葉に触れる(12) 「ラッセル/哲学の言葉に触れる(12)」について理解する。
14週 ウィトゲンシュタイン(1)/哲学の言葉に触れる(13) 「ウィトゲンシュタイン(1)/哲学の言葉に触れる(13)」について理解する。
15週 ウィトゲンシュタイン(2)/哲学の言葉に触れる(14) 「ウィトゲンシュタイン(2)/哲学の言葉に触れる(14)」について理解する。
16週 期末試験
17週:試験解説・発展学習
試験時間80分

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

定期試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000