概要:
ある歴史上の事象をどのように認識するかは,拠って立つ立場や時代環境によって異なる.特に 日本近現代史に関する歴史認識はその振幅が激しく,論争は日本国内にとどまらず、近隣諸国をはじめ国際的な問題に発展している.グローバル化が進む現代において,日本近現代史をめぐる歴史認識問題を理解することの意義は極めて大きい.この科目では,歴史認識問題に関心を持つ立場から,日本近現代史の諸問題を概観する. 〇関連する科目:世界史(1年次履修),日本史(2年次履修)
授業の進め方・方法:
中学校・高等学校の歴史教科書の比較検討などを通じて,日本近現代史の諸問題について学ぶ.
注意点:
授業ごとに意見や感想をFormsで回答してもらいます。スマートフォンで対応できる範囲です。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前16 |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | 前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |