到達目標
この科目は長岡高専の教育目標の(C)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標の関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。①トランジスタの2値動作について理解する。25% (c2) ②論理関数について理解する。 20% (c2) ③TTL回路について理解する。20% (c2) ④TTLの入出力特性について理解する。20% (c2) ⑤MOS論理ゲートについて理解する。15% (c2)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | トランジスタの2値動作について説明できる。 | トランジスタの2値動作について概ね説明できる。 | 左記に達していない。
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評価項目2 | 論理関数について説明できる。 | 論理関数について概ね説明できる。 | 左記に達していない。
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評価項目3 | TTL回路について説明できる。 | TTL回路について概ね説明できる。 | 左記に達していない。
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評価項目4 | TTLの入出力特性について説明できる。 | TTLの入出力特性について概ね説明できる。 | 左記に達していない。
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評価項目5 | MOS論理ゲートについて説明できる。 | MOS論理ゲートについて概ね説明できる。 | 左記に達していない。
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義では、現在のデジタル社会を支えるコンピュータ、インターネット、通信等すべての電子機器を構成する基本部品であるデジタル電子回路の設計方法を習得する。複雑なデジタルシステムも、基本的には2~3種のデジタル演算回路の組み合わせに過ぎず、この基本回路の動作を充分に把握しておくことは、いかなる複雑なデジタル回路の設計、解析にも重要である。
〇関連する科目:電子回路A、B(前年度履修)、デジタル回路B(後期履修)
授業の進め方・方法:
教科書を中心に授業を進めるが、演習を積極的に取り入れていく。
注意点:
トランジスタの小信号動作、電気回路の過渡応答、論理関数に関する基礎的な知識を理解していることが望ましい(電気回路学、電子回路学、論理数学)。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
アナログ回路からデジタル回路 |
デジタル回路もアナログ回路から構成されていることを説明できる。
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2週 |
トランジスタの2値動作 |
トランジスタの2値動作を説明できる。
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3週 |
トランジスタのパルス応答 |
トランジスタのパルス応答を説明できる。
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4週 |
デジタル回路の論理関数による表現 |
デジタル回路の論理関数による表現を説明できる。
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5週 |
ブール代数と論理関数 |
ブール代数と論理関数を説明できる。
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6週 |
論理関数の実現に必要な基本論理回路 |
論理関数の実現に必要な基本論理回路を説明できる。
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7週 |
中間試験 |
試験時間:80分
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8週 |
DTLからTTL |
DTLを説明できる。
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2ndQ |
9週 |
標準TTL |
標準TTLを説明できる。
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10週 |
TTLの入出力特性 |
TTLの入出力特性を説明できる。
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11週 |
ECL |
ECLを説明できる。
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12週 |
I2 L |
I2 Lを説明できる。
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13週 |
nMOS論理ゲート |
nMOS論理ゲートを説明できる。
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14週 |
CMOS論理ゲート |
CMOS論理ゲートを説明できる。
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15週 |
期末試験 |
試験時間:80分
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16週 |
試験解説と発展授業 |
理解が不足している箇所を再確認し、デシタル回路について説明することができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電子回路 | ダイオードの特徴を説明できる。 | 4 | 前1,前8 |
バイポーラトランジスタの特徴と等価回路を説明できる。 | 4 | 前2,前3,前9,前10,前11,前12 |
FETの特徴と等価回路を説明できる。 | 4 | 前13,前14 |
トランジスタ増幅器のバイアス供給方法を説明できる。 | 4 | 前2,前3 |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | 合計 |
総合評価割合 | 45 | 55 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 25 | 45 |
専門的能力 | 25 | 30 | 55 |