通信工学B

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 通信工学B
科目番号 0153 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子システム工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 竹下 鉄夫・吉川 英機,通信工学,コロナ社,2010年
担当教員 樺澤 辰也

到達目標

この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。
① 角度変調について、変調波の式や発生方法について理解する.40%(d1)、②標本化定理とパルス変調およびデジタル変調について理解する.30%(d1)、③確率過程および情報量とエントロピーについて理解する.30%(d1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1角度変調について、変調波の式や発生方法について説明ができる.角度変調について、変調波の式や発生方法について理解する.左記に達していない.
評価項目2標本化定理とパルス変調およびデジタル変調について説明できる.標本化定理とパルス変調およびデジタル変調について理解する.左記に達していない.
評価項目3確率過程および情報量とエントロピーについて説明できる.確率過程および情報量とエントロピーについて理解する.左記に達していない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 d1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実際に用いられている各種の変調や通信方式について学ぶ.さらに、情報理論の基礎について学ぶ.
○関連する科目:通信工学A(前期履修),信号理論(年度履修)
授業の進め方・方法:
適宜、補助教材のプリントを用いる.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 角度変調、位相と周波数 角度変調の位相と周波数について理解する.
2週 広帯域角度変調 広帯域角度変調の式と変調度について理解する.
3週 広帯域角度変調 広帯域角度変調の帯域幅について理解する.
4週 狭帯域角度変調 狭帯域角度変調について理解する.
5週 角度変調波の発生と復調 角度変調波の発生方法と復調方法について理解する.
6週 標本化定理 標本化定理について理解する.
7週 パルス変調 パルス振幅変調とパルス幅変調について理解する.
8週 信号の量子化 信号の量子化について理解する.
4thQ
9週 パルス符号変調 パルス符号変調について理解する.
10週 デジタル変調 デジタル振幅変調について理解する.
11週 デジタル変調 デジタル位相変調について理解する.
12週 確率過程 確率密度関数と確率分布関数について理解する.
13週 確率過程 確率過程の平均値と分散について理解する.
14週 情報量とエントロピー 情報量とエントロピーについて理解する.
15週 期末試験 試験時間:50分
16週 試験解説と発展授業 試験の確認を行う.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力3030
専門的能力7070
分野横断的能力00