概要:
日本と世界の戦後の経済発展の蓄積様式と経済問題、社会経済体制としての資本主義経済や市場経済と外部との関係を考察する。社会的必要労働を中心とした社会経済構造論の確立につとめる。さらに,市民の自律・協働・連帯による新たな福祉国家体制と将来のあるべき社会体制を展望する。
○関連する科目:現代社会(1年)、世界史(1年)、現代倫理(2年)、日本史(2年)
授業の進め方・方法:
教科書に基づいて基本事項を解説するとともに,プリント・ウェッブ・プレゼンテーション により発展的な事項を補充する。
注意点:
新聞記事の経済欄,社会欄に目を通しておくこと。それとともに将来自分が社会人になった場合のことを想定して,自分がどのような社会的立場,ひいてはどのような世界的立場にあるかを考える習慣を身につけてもらいたい。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | 前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12 |
公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |