(科目コード:31015、英語名:Experiments in Electronic Control Engineering I )(授業計画の週は回と読替えること)
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。
①電流、電圧の意味、抵抗を使った直並列回路の考え方を理解する。 25% (d1)、②抵抗の材質と抵抗率、ジュール熱、電力と電力量の関係を理解する。 17% (d1)、③正弦波交流の性質を理解する。 8% (d1)、④実験手順書に従って、実験装置を正確に組み立てる技術を習得する。 10% (d2)、⑤電子工具の使い方を習得し、適切にハンダ付けする技術を習得する。 10% (d3)、⑥電圧計、電流計、オシロスコープ等の計測器の使い方を習得する。 10% (d2)、⑦実験結果をまとめ、報告書を作成する能力を身につける。 20% (d4)
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 物理 | 物体の熱容量と比熱に関する計算ができる。 | 3 | 後4,後5,後7,後8 |
エネルギーには多くの形態があり、互いに変換できることを具体例を挙げて説明できる。 | 3 | 後4,後5,後7,後8 |
オームの法則やキルヒホッフの法則を用いて、電圧、電流、抵抗を求めることができる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
抵抗を直列接続及び並列接続したときの合成抵抗を求めることができる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
ジュール熱や電力に関する計算ができる。 | 3 | 後4,後5,後7,後8 |
物理実験 | 物理実験 | 実験の目的及び原理を説明できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
整理整頓により実験環境を適切に保ち、手順に従って安全に実験ができる。(化学実験と共通) | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実験条件やデータなどを正確に記録できる。(化学実験と共通) | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実験データから、最確値や誤差などを求めることができる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
適切なグラフを作成し、実験データ間の最も確からしい関係を見出すことができる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
適切な有効数字及び単位を用いて物理量を表すことができる。(化学実験と共通) | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実験結果から、物理現象の特徴や規則性を説明できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
観察・実験結果を座学などで学んだ内容と関連付けて説明できる。(化学実験と共通) | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 目的に応じて適切な実験手法を選択し、実験手順や実験装置・測定器等の使用方法を理解した上で、安全に実験を行うことができる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実験テーマの目的を理解し、適切な手法により取得したデータから近似曲線を求めるなど、グラフや図、表を用いて分かり易く効果的に表現することができる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
必要に応じて適切な文献や資料を収集し、実験結果について説明でき、定量的・論理的な考察を行い、報告書を作成することができる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
個人あるいはチームとして活動する際、自らの役割を認識して実験・実習を実施することができる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧、電力の関係を理解し、回路の計算に用いることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、回路の計算ができる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
キルヒホッフの法則や重ねの理等の定理を理解し、回路の電圧や電流、電力を計算できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野(実験・実習能力) | 電気・電子系分野(実験・実習能力) | 実験装置・器具・情報機器等を利用して直流や交流の電気的特性を測定できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
直流回路の電気諸量を測定し、結果を考察できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |