数理演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 数理演習Ⅱ
科目番号 0031 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリントを配布する。
担当教員 上村 健二

到達目標

科目コード: 31075(英語名: Exercises in Elementary Mathematics II)
この科目は長岡高専の教育目標の(C)と主体的に関わる。 この科目の到達目標と、成績評価上の重み付け、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、関連する目標の順で次に示す。
①1年次の数学の知識を使えるようにする。80%(c1)
②他人が読んでわかるような「書き方」を身に付ける。20%(b2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
数学の知識の習得1年次の数学学習事項を応用できる1年次の数学学習事項を習得する1年次の数学学習事項を概ね習得する左記に達していない
答案の書き方解に到る手順がきちんと整理して書ける解に到るまでの手順が理解できる答案が書ける解に到るまでの手順が概ね理解できる答案が書ける左記に達していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
「不等式」「高次関数」「無理関数」「指数関数」「対数関数」「三角関数」の演習課題に取り組む。
授業の進め方・方法:
配布資料をもとにグループワークを主体として学生自身で理解を深める形で進める。単元ごとに確認テストを行う。
注意点:
グループワーク主体で実施するため,わからないことは質問すること。
本科目は本来,面接授業として実施を予定しているものであるが,新型コロナウィルス感染症の拡大による緊急事態においては,必要に応じ遠隔授業として実施する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 三角関数I 弧度法,正弦・余弦・接弦の理解
2週 三角関数I 三角関数のグラフが書ける
3週 三角関数II 加法定理の理解
4週 三角関数II 加法定理が応用できる
5週 対数関数 対数関数の基礎性質の理解
6週 対数関数 対数関数のグラフがかける
7週 指数関数 指数関数の基礎性質の理解
8週 中間試験(遠隔では実施なし) 試験時間: 50分
2ndQ
9週 指数関数 指数関数のグラフが描ける
10週 高次関数等 高次関数等の基礎性質の理解
11週 高次関数等 高次関数等のグラフが描ける
12週 無理関数等 無理関数等の基礎性質の理解
13週 無理関数等 無理関数のグラフが描ける
14週 不等式 不等式の理解
15週 不等式 不等式のグラフが描ける
16週 期末試験(遠隔では実施なし)
17週: 試験返却と発展授業
試験時間: 50分

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。3前8
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。3前12
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。3前1
分数関数や無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3前12,前13
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。3前7
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3前9
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3前7
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。3前5
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3前6
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3前5
角を弧度法で表現することができる。3前1
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3前2
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。3前3,前4
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3前2
三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。3前1
一般角の三角関数の値を求めることができる。3前1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合9500005100
基礎的能力9500005100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000