概要:
1学年での学習を基礎に、現代文・古文・漢文の読解と国語表現の実践とを通して、総合的な思考力を含めた国語力の向上を目指す。論理的思考力を鍛え、情操を深く豊かにし、伝え合う力を強化する。また、言語文化の諸相に触れることで、自らの世界観を広く深く豊かにし、伝え合う力を強化する。また、言語文化の諸相に触れることで、自らの世界観を広く深くし、充実した言語生活を獲得する。
〇関連する科目:国語(1~4年)、文学Ⅰ(4年後期)、日本言語文化(専攻科1年後期)
授業の進め方・方法:
講義を中心に、グループ学習で意見をまとめ発表する活動、国語表現の実践を適宜行う。漢字小テストなども実施する。
注意点:
平生の予習・復習を欠かさないことが重要。授業で扱う教材は、事前に必ず通読し、語句の読みや意味を調べておくこと。特に古文・漢文については、音読の練習をすること。辞書や参考書を活用し、進んで発展的な学習に取り組むこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | 前1,前2,前3,後1,後2,後3 |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,後1,後2,後3 |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | 前8,前9,前10,後8 |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | 前1,前2,前3,前8,前9,前10,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後8,後13,後14 |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前8,前9,前10,前12,前13,前14,後1,後8,後12,後13,後14 |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | 前4,前5,前6,前8,前9,前10,前12,前13,前14,後8,後12,後13,後14 |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | 前4,前5,前6,前8,前9,前10,前12,前13,前14,後12,後13,後14 |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | 前11,後11 |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | 前11,後11 |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | 前11,後11 |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | 前11,後11 |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | 前11,後8,後9,後10,後11 |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | 前11,後8,後9,後10,後11 |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | 前11,後8,後9,後10,後11 |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | 前11,後8,後9,後10,後11 |