日本史

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 日本史
科目番号 0033 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 現代の日本史(山川出版社),図説日本史通覧(帝国書院)
担当教員 田中 聡

到達目標

この科目は長岡高専の学習・教育到達目標の(A)と主体的に関わる.この科目の到達目標と,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連の順で次に示す.①日本近現代史の基礎事項を理解する.100%(a1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本近現代史の基礎事項を理解する.日本近現代史の基礎事項を概ね理解する.左記に達していない.
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 (a1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本近現代史に関する基礎知識を学ぶ.〇関連する科目:世界史(本科1年),歴史学ⅡA・ⅡB(本科5年,選択)
授業の進め方・方法:
講義とスライドショーにより学習する.
注意点:
積極的な参加を期待する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 東アジア国際環境の変化と開国 東アジア国際環境の変化と開国に至る経緯を理解する.
2週 政治秩序の崩壊 政治秩序の崩壊に至る経緯を理解する.
3週 明治維新と革新政策 明治維新と革新政策の内容を理解する.
4週 対外関係の変革と内乱の終結 対外関係の変革と内乱の終結に至る経緯を理解する.
5週 立憲政治をめざして 立憲政治の成立に至る経緯を理解する.
6週 憲法の制定と議会の開設 憲法の制定と議会の開設に至る経緯を理解する.
7週 東アジアの国際環境と条約改正問題 東アジアの国際環境と条約改正問題について理解する.
8週 中間試験
2ndQ
9週 清国との戦い~藩閥・政党の対立と協力 日清戦争と国内政治について理解する.
10週 ロシアとの戦い~日露戦後の国際関係と日本 日露戦争とその後の日本について理解する.
11週 産業化の推進と国民生活の変化 産業化の推進と国民生活の変化について理解する.
12週 第一次世界大戦と日本の外交 第一次世界大戦と日本の外交について理解する.
13週 デモクラシーの高まりと政党 デモクラシーの高まりと政党の動きについて理解する.
14週 国際協調と軍縮の進展 国際協調と軍縮の進展について理解する.
15週 期末試験
16週 試験解説とまとめ 前期の学習内容を振り返る.
後期
3rdQ
1週 政党政治の時代 政党政治の展開について理解する.
2週 大戦中から戦後の経済と社会~都市化と大衆文化 大戦中から戦後の経済と社会について理解する.
3週 昭和恐慌~協調外交の行きづまり 昭和恐慌により協調外交が行き詰まることを理解する.
4週 満州事変から国際的孤立へ~軍部の政治的台頭 国際的孤立に至る経緯を理解する.
5週 中国との戦い 日中戦争の始まりに至る経緯を理解する.
6週 第二次世界大戦と世界新秩序 第二次世界大戦と日本の関りを理解する.
7週 太平洋戦争 太平洋戦争の始まりに至る経緯を理解する.
8週 中間試験
4thQ
9週 日本の敗北~占領政策の展開 占領政策の展開について理解する.
10週 戦後民主主義の定着~政治・経済の再建 戦後民主主義の定着過程を理解する.
11週 独立の回復~55年体制の成立 独立の回復から55年体制の成立に至る経緯を理解する.
12週 安保体制下の日本~高度経済成長の光と影~ 安保体制と高度経済成長について理解する.
13週 冷戦の終わり~国内政治の再編成 冷戦の終わりと日本政治の再編成について理解する.
14週 アジア・太平洋と日本~21世紀を迎えて 21世紀のアジア・太平洋と日本について考えることができる.
15週 期末試験
16週 試験解説とまとめ これまでの学習内容を振り返る.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000