(科目コード:31035, 英語名:Experiments in Electronic Control Engineering Ⅲ)(授業計画の週は回と読替えること)
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、成績評価上の重み付け、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、関連する目標の順で次に示す。
① 設定された全実験・実習の内容を理解する。50% (d3)
② データ整理の仕方、実験結果を報告書としてまとめる方法を学ぶ。50% (b2)、(d4)
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理実験 | 物理実験 | 測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
安全を確保して、実験を行うことができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
実験報告書を決められた形式で作成できる。 | 3 | 前3,前6,前7,前10,前13,前14,後3,後6,後7,後10,後13,後14 |
有効数字を考慮して、データを集計することができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
化学実験 | 化学実験 | 測定と測定値の取り扱いができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
有効数字の概念・測定器具の精度が説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。 | 3 | 前3,前6,前7,前10,前13,前14,後3,後6,後7,後10,後13,後14 |
人文社会科学 | 国語 | 国語 | 報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | 前3,前6,前10,前13,後3,後6,後10,後13 |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | 前3,前6,前10,前13,後3,後6,後10,後13 |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | 前3,前6,前10,前13,後3,後6,後10,後13 |
工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 前1,前2,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 前3,前6,前10,前13,前14,後3,後6,後10,後13,後14 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 前3,前6,前10,前13,前14,後3,後6,後10,後13,後14 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | 前3,前6,前10,前13,前14,後3,後6,後10,後13,後14 |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | 前3,前6,前10,前13,前14,後3,後6,後10,後13,後14 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | 前1,前2,前4,前5,前8,前9,前11,前12,後1,後2,後4,後5,後8,後9,後11,後12 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | 前1,前2,前4,前5,前8,前9,前11,前12,後1,後2,後4,後5,後8,後9,後11,後12 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | 前1,前2,前4,前5,前8,前9,前11,前12,後1,後2,後4,後5,後8,後9,後11,後12 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 前3,前6,前10,前11,前12,前13,前14,後3,後6,後10,後13,後14 |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前3,前6,前10,前13,前14,後3,後6,後10,後13,後14 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 計算機工学 | 基数が異なる数の間で相互に変換できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
基本的な論理演算を行うことができる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
フリップフロップなどの順序回路の基本素子について、その動作と特性を説明することができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
システムプログラム | 形式言語の概念について説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
オートマトンの概念について説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
その他の学習内容 | トランジスタなど、ディジタルシステムで利用される半導体素子の基本的な特徴について説明できる。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。 | 3 | 前1,前2,前3,前6,前10,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前6,前10,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前6,前10,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野(実験・実習能力) | 機械系分野(実験・実習能力) | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 3 | 前1,前2,前4,前5,前7,前8,前9,前11,前12,前14,後1,後2,後4,後5,後7,後8,後9,後11,後12,後14 |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 3 | 前1,前2,前4,前5,前7,前8,前9,前11,前12,前14,後1,後2,後4,後5,後7,後8,後9,後11,後12,後14 |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 3 | 前3,前6,前7,前10,前13,前14,後3,後6,後7,後10,後13,後14 |
電気・電子系分野(実験・実習能力) | 電気・電子系分野(実験・実習能力) | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13 |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13 |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13 |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13 |
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 3 | 前6,前13,後3,後6,後10,後13 |
論理回路の動作について実験結果を考察できる。 | 3 | 前6,前13,後3,後6,後10,後13 |
ダイオードの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 3 | 前8,前9,前10 |
トランジスタの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 3 | 前8,前9,前10 |
ディジタルICの使用方法を習得する。 | 3 | 前4,前5,前11,前12,後1,後2,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
情報系分野(実験・実習能力) | 情報系分野(実験・実習能力) | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 4 | 前1,前2,前3,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 4 | 前1,前2,前3,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 4 | 前1,前2,前3,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。 | 4 | 前1,前2,前3,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。 | 3 | 前4,前5,前8,前9,前11,前12,後1,後2,後4,後5,後8,後9,後11,後12,後14 |
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。 | 3 | 前1,前2,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | コミュニケーションスキル | コミュニケーションスキル | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | 前1,前3,前6,前10,前13,後3,後6,後10,後13 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | 前1,前3,前6,前10,前13,後3,後6,後10,後13 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | 前1,前3,前6,前10,前13,後3,後6,後10,後13 |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | 前3,前6,前10,前13,後3,後6,後10,後13 |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | 前3,前6,前10,前13,後3,後6,後10,後13 |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | 前3,前6,前10,前13,後3,後6,後10,後13 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | 前3,前6,前10,前13,後3,後6,後10,後13 |
基盤的資質・能力 | 自己理解 | 自己理解 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |