概要:
2年次で学んだ微分法と、3年次の積分法を確実に身につけるべく、高校「数学III」レベルの問題演習を行いながら、上級学年での専門の学習に備える。
授業の進め方・方法:
微分法と積分法をそれぞれ3区分(全部で6区分)に分割し、それぞれの区分に対して演習と解説の授業を行い、確認のテストを行う形式で授業を行う。中間試験は微分法全般に関する問題、期末試験は積分法全般に関する問題を出題する。
注意点:
各自が微積分の問題演習を積極的に行い、理解を深める努力をすること。特に、積分法に関しては数学の授業と並行して行うことになるので、予習・復習が必要になる。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 微分係数の意味や、導関数の定義を理解し、導関数を求めることができる。 | 3 | 後1,後8,後15 |
積・商の導関数の公式を用いて、導関数を求めることがができる。 | 3 | 後2,後3,後8,後15 |
合成関数の導関数を求めることができる。 | 3 | 後2,後3,後8,後15 |
三角関数・指数関数・対数関数の導関数を求めることができる。 | 3 | 後2,後3,後8,後15 |
関数の増減表を書いて、極値を求め、グラフの概形をかくことができる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7,後8,後15 |
極値を利用して、関数の最大値・最小値を求めることができる。 | 3 | 後4,後5,後8,後15 |
簡単な場合について、関数の接線の方程式を求めることができる。 | 3 | 後4,後5,後8,後15 |
2次の導関数を利用して、グラフの凹凸を調べることができる。 | 3 | 後6,後7,後8,後15 |
関数の媒介変数表示を理解し、媒介変数を利用して、その導関数を求めることができる。 | 3 | 後2,後3,後8,後15 |
不定積分の定義を理解し、簡単な不定積分を求めることができる。 | 3 | 後9,後10,後15,後16 |
置換積分および部分積分を用いて、不定積分や定積分を求めることができる。 | 3 | 後9,後10,後15,後16 |
定積分の定義と微積分の基本定理を理解し、簡単な定積分を求めることができる。 | 3 | 後11,後12,後15,後16 |
分数関数・無理関数・三角関数・指数関数・対数関数の不定積分・定積分を求めることができる。 | 3 | 後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
簡単な場合について、曲線で囲まれた図形の面積を定積分で求めることができる。 | 3 | 後13,後14,後15,後16 |
簡単な場合について、曲線の長さを定積分で求めることができる。 | 3 | 後13,後14,後15,後16 |
簡単な場合について、立体の体積を定積分で求めることができる。 | 3 | 後13,後14,後15,後16 |