科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 国語
科目番号 0079 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『精選現代文B改訂版』三省堂(3年次購入済)
担当教員 猪平 直人

到達目標

(科目コード 10040 Literature)
この科目は長岡高専の教育目標の(B)と主体的に関わる.この科目の到達目標と,成績評価上の重み付け,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連の順でに示す.①高度な内容の論理的文章を理解する。 40% (a1)(a2) ②豊かな語彙力を身につけ、言語感覚を磨く。 20% (b2) ③論理的で明快な文章を書けるようにする。 40% (b1)(b2)
3学年までの学習活動を土台に、読解力と表現力の両面から、より高度な学習活動を展開する。語彙力や論理的な思考力・表現力などは、文章を実際に読解することによって錬成される面が大きい。そこで、4学年では、高度な内容の現代文の読解を中心として、あわせて文章作成にも取り組み、国語力の拡充を目指す。          〇関連する科目:国語(1~4学年履修)、文学Ⅰ(後期選択履修)・日本言語文化(専攻科1年後期選択履修)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安基礎的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1高度な内容の論理的文章を具体例に即して理解し、的確に説明することができる。高度な内容の論理的文章の主旨を正確に理解できる。高度な内容の論理的文章を理解できる。左記に達していない。
評価項目2豊かな語彙力と、正確な言語感覚を身に付ける。標準的な語彙力を身につけ、正しい言語表現を用いることができる。基本的な語彙と言語表現の力を身に付けている。左記に達していない。
評価項目3論理的かつ読者を惹きつける、明快な文章を書くことができる。論理的で明快な文章を書くことができる。論理的な文章を書く基本的な力がある。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
3学年までの学習活動を土台に、読解力と表現力の両面から、より高度な学習活動を展開する。語彙力や論理的な思考力・表現力などは、文章を実際に読解することによって錬成される面が大きい。そこで、4学年では、高度な内容の現代文の読解を中心として、あわせて文章作成にも取り組み、国語力の拡充を目指す。
〇関連する科目:国語(1~4学年履修)、文学Ⅰ(後期選択履修)・日本言語文化(専攻科1年後期選択履修)
授業の進め方・方法:
講義による読解と、文章の作成を行う。また授業中、各自で作成した文章を相互に添削・批評する。
注意点:
予習・復習を欠かさないこと。課題は必ず期日までに提出すること。国語辞典を携帯して、適宜利用すること。さらに、日常生活における読書習慣を確立させておきたい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスと学習課題の提示 授業の実施方法と学習課題を確認する。
2週 現代評論読解⑴ 評論文の主旨を理解し、指摘されている問題を、現実の社会に即して把握する。
3週 現代評論読解⑵ 評論文の基本的な内容・構成を確認する。
4週 現代評論読解⑶ 評論文の内容を理解し、指摘されている問題点を確認する。
5週 現代評論読解⑷ 評論文で指摘されている問題を、現実の社会に即して把握する。
6週 文章表現力の錬成⑴ テーマに即して文章を作成し、自分の考えを述べる。
7週 文章表現力の錬成⑵ 文章を交換して相互に添削・批評を行う。
8週 文章表現力の錬成⑶ 添削・批評をふまえて文章を推敲し、完成させる。
2ndQ
9週 現代評論読解⑸ 評論文の基本的な内容・構成を確認する。
10週 現代評論読解⑹ 評論文の内容を理解し、指摘されている問題点を確認する。
11週 現代評論読解⑺ 評論文で指摘されている問題を、現実の社会に即して把握する。
12週 現代評論読解⑻ 評論文の基本的な内容・構成を確認する。
13週 現代評論読解⑼ 評論文の内容を理解し、指摘されている問題点を確認する。
14週 現代評論読解⑽ 評論文で指摘されている問題を、現実の社会に即して把握する。
15週 現代評論読解⑾ 評論文で指摘されている問題について、改善策などを考察する。
16週 前期末試験
17週試験解説と発展授業
学習のまとめと振り返り。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験(読解)課題(作文)合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力3020000050
専門的能力0000000
分野横断的能力3020000050