科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 文学
科目番号 0081 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 担当者の指示する教材、担当者の作成するプリント。
担当教員 猪平 直人,堀口 真利子

到達目標

(科目コード 30580 Japanese)
この科目は長岡高専の教育目標の(A)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、成績評価上の重み付け,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で以下に示す。①古典文学・現代文学に関する基本的な読解力・鑑賞力を身につける。 35% (a1)、②日本的・伝統的な思考様式を理解する。35%(a1)、③論理的な文章を書く能力と、基本的な口頭発表の能力を身につける。30%(b1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安基礎的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
古典文学・現代文学に関する基本的な読解力・鑑賞力古典文学・現代文学に関する標準的な読解力・鑑賞力を身につけている。古典文学・現代文学に関する読解力・鑑賞力を概ね身につけている。古典文学・現代文学に関する基礎的な読解力・鑑賞力を身につけている。左記に達していない。
日本的・伝統的な思考様式を理解日本的・伝統的な思考様式を深く理解する。日本的・伝統的な思考様式を概ね理解する。日本的・伝統的な思考の基礎を理解する。左記に達していない。
論理的な文章を書く能力と、基本的な口頭発表の能力論理的な文章を書く能力と、正確な口頭発表の能力が身についている。論理的な文章を書く能力と、基本的な口頭発表の能力を概ね身についている。文章を書く能力と、口頭発表の基礎的な能力がある。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
担当者の選んだ日本の文芸作品を講読する。担当者による講義と、受講者による発表形式を併用し、文芸作品のより深い鑑賞を通して、日本人の築いてきた伝統的な価値観や、精神性についての理解を深める。
〇関連する科目:国語(1~4年)・日本言語文化(専攻科1年後期)
授業の進め方・方法:
受講者による口頭発表を行う(受講者全員)。事前に発表資料を作成し、資料に基づいて発表担当者が発表した後、授業参加者全員で質疑応答を行う。
注意点:
市販のテキストを使用する場合は、担当者が指示するので、各自購入すること。配布されたテキストや教材を事前に読み、予習しておくこと。必要に応じて、国語辞典・古語辞典を持参し、適宜利用すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス・発表形式の確認と発表担当者の決定 扱う作品と発表担当者を決定する。
2週 近現代文芸作品演習⑴ 作品の背景、作者について基本的な事項を理解する。
3週 近現代文芸作品演習⑵ 先行研究、基本的な文芸理論、資料の収集について理解する。
4週 近現代文芸作品演習⑶ 担当作品について、発表に基づき考察を深める。
5週 近現代文芸作品演習⑷ 担当作品について、発表に基づき考察を深める。
6週 近現代文芸作品演習⑸ 担当作品について、発表に基づき考察を深める。
7週 近現代文芸作品演習⑹ 担当作品について、発表に基づき考察を深める。
8週 近現代文芸作品演習⑺ 学習のまとめと振り返り。
4thQ
9週 古典文芸作品演習⑴ 発表担当者を決定する。作品の背景、作者について基本的な事項を理解する。
10週 古典文芸作品演習⑵ 作品の背景、作者について基本的な事項を理解する。
11週 古典文芸作品演習⑶ 担当作品について、発表に基づき考察を深める。
12週 古典文芸作品演習⑷ 担当作品について、発表に基づき考察を深める。
13週 古典文芸作品演習⑸ 担当作品について、発表に基づき考察を深める。
14週 古典文芸作品演習⑹ 担当作品について、発表に基づき考察を深める。
15週 古典文芸作品演習⑺ 担当作品について、発表に基づき考察を深める。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3後8
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

レポート発表合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力3020000050
専門的能力0000000
分野横断的能力3020000050