概要:
2年次に情報処理Iで学んだ事柄を元に,より実践的なプログラミング演習を行う.
具体的には,C言語によるアプリケーション作成を行う.
○関連する科目:データ通信工学(次年度履修),プログラミング演習II(次年度履修)
この科目は企業でソフトウェアの開発・設計を担当していた教員が,その経験を活かし,ソフトウェアの設計手法等について演習形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
配布資料を参考に各自自分のペースで演習に取り組む。解説が必要な項目は適宜時間をとって解説する。
注意点:
2,3年次の情報処理I,IIの授業内容を復習しておくこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 前15 |
技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 3 | 前13 |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前13 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 前4 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 前13 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 情報処理 | プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。 | 4 | 前2 |
定数と変数を説明できる。 | 4 | 前3 |
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。 | 4 | 前3 |
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。 | 4 | 前3 |
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 | 4 | 前3 |
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。 | 4 | 前3 |
条件判断プログラムを作成できる。 | 4 | 前3 |
繰り返し処理プログラムを作成できる。 | 4 | 前3 |
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 4 | 前5 |
情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 4 | 前2 |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 4 | 前8 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 4 | 前9 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 4 | 前2 |
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。 | 3 | 前2 |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 3 | 前14 |
ソフトウェア | アルゴリズムの概念を説明できる。 | 3 | 前11 |
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。 | 3 | 前11 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。 | 3 | 前11 |
コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。 | 3 | 前2 |
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを説明できる。 | 2 | 前2 |
ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。 | 2 | 前2 |
計算機工学 | 整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。 | 4 | 前2 |
基数が異なる数の間で相互に変換できる。 | 4 | 前2 |
基本的な論理演算を行うことができる。 | 4 | 前2 |
その他の学習内容 | 少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。 | 3 | 前2 |
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。 | 3 | 前2 |
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。 | 3 | 前2 |
コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 4 | 前13 |
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。 | 4 | 前13 |
マルウェアやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 4 | |