到達目標
(科目コード:31232、英語名:Electronic Circuits II)
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。
科目の到達目標 評価の重み 学習・教育到達目標との関連
①差動増幅器、演算増幅器の動作と使い方について理解する。 100/6 % (d1)、(c1)、②A級の電力増幅回路の動作について理解する。 100/6 % (d1)、(c1)、③B級の電力増幅回路の動作について理解する。 100/6 % (d1)、(c1)、④高周波増幅回路、発振回路の動作について理解する。 100/6 % (d1)、(c1)、⑤パルス回路の動作について理解する。 100/6 % (d1)、(c1)、⑥変調、復調の動作について理解する。 100/6 % (d1)、(c1)。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 差動増幅器、演算増幅器の動作と使い方について詳細に理解する。 | 差動増幅器、演算増幅器の動作と使い方について理解する。 | 差動増幅器、演算増幅器の動作と使い方について概ね理解する。 | 左記に達していない。 |
評価項目2 | A級の電力増幅回路の動作について詳細に理解する。 | A級の電力増幅回路の動作について理解する。 | A級の電力増幅回路の動作について概ね理解する。 | 左記に達していない。 |
評価項目3 | B級の電力増幅回路の動作について詳細に理解する。 | B級の電力増幅回路の動作について理解する。 | B級の電力増幅回路の動作について概ね理解する。 | 左記に達していない。 |
評価項目4 | 高周波増幅回路、発振回路の動作について詳細に理解する。 | 高周波増幅回路、発振回路の動作について理解する。 | 高周波増幅回路、発振回路の動作について概ね理解する。 | 左記に達していない。 |
評価項目5 | パルス回路の動作について詳細に理解する。 | パルス回路の動作について理解する。 | パルス回路の動作について概ね理解する。 | 左記に達していない。 |
評価項目6 | 変調、復調の動作について詳細に理解する。 | 変調、復調の動作について理解する。 | 変調、復調の動作について概ね理解する。 | 左記に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達目標 (c1)
説明
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学習・教育到達目標 (d1)
説明
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教育方法等
概要:
差動増幅器、演算増幅器、電力増幅回路、高周波増幅回路といった各種の増幅回路、および発振回路、パルス回路、変調・復調回路といった各種の電子回路について講述する。
○関連する科目:電子回路ⅠB(前年度履修)、センサー工学(次年度履修)、電子デバイス(次年度履修)
授業の進め方・方法:
主に、テキストに沿って学習し、適宜、補足説明を加えていく。また、毎週、課題を出し、それを解くことで、内容を深く習得していく。この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポート課題などを実施します。
注意点:
同じ回路という名称をもつ電気回路に比べて、理論的には易しい。しかし、電子回路は他の多くの教科と関わりがあり、それらの教科への目配りが必要である。特に、復習を心掛けて欲しい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
トランジスタ回路基礎 |
トランジスタ回路の基礎について、復習を兼ねて理解する。
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2週 |
差動増幅器 |
差動増幅器について理解する。
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3週 |
演算増幅器 |
演算増幅器について理解する。
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4週 |
電力増幅回路(A級)1 |
電力増幅回路(A級)の基本動作について理解する。
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5週 |
電力増幅回路(A級)2 |
電力増幅回路(A級)の特性について理解する。
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6週 |
電力増幅回路(B級)1 |
電力増幅回路(B級)の基本動作について理解する。
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7週 |
電力増幅回路(B級)2 |
電力増幅回路(B級)の特性について理解する。
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8週 |
高周波増幅回路1 |
高周波増幅回路の基礎について理解する。
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2ndQ |
9週 |
高周波増幅回路2、発振回路1 |
高周波増幅回路の応用、発振回路の原理について理解する。
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10週 |
発振回路2 |
発振回路の動作について理解する。
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11週 |
パルス回路1 |
パルス回路の原理について理解する。
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12週 |
パルス回路2 |
パルス回路の応用について理解する。
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13週 |
変調と復調1 |
変調と復調の原理について理解する。
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14週 |
変調と復調2 |
変調と復調の特性について理解する。
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15週 |
変調と復調3 |
変調と復調の特性について理解する。
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16週 |
期末試験 17週:試験解説と発展授業 |
試験時間:80分
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験(期末) | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 25 | 5 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 10 | 5 | 50 |
専門的能力 | 35 | 15 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |