地理総合

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 地理総合
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 地理総合 世界に学び地域へつなぐ(二宮書店)、新高等地図(東京書籍)/ 地理総合 ワークブック、地理統計要覧 2022(二宮書店)
担当教員 田中 聡,鈴木 覚,桑原 滋夫

到達目標

(科目コード:02080,英語名:Geography)(授業計画の週は回と読替えること)
この科目は長岡高専の学習・教育到達目標の(A)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連の順で次に示す。①地図とGISの活用について理解する。20%(a1)。②地理的環境の特色について理解する。20%(a1)。③世界各地の生活文化について理解する。20%(b1)。④地球的課題と国際協力ついて理解する。20%(a1)(a2)。⑤生活圏の諸課題について理解する。20%(a1)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地図とGISの活用について詳細に理解する。地図とGISの活用について理解する。地図とGISの活用について概ね理解する。左記に達していない。
評価項目2地理的環境の特色について詳細に理解する。地理的環境の特色について理解する。地理的環境の特色について概ね理解する。左記に達していない。
評価項目3世界各地の生活文化について詳細に理解する。世界各地の生活文化について理解する。世界各地の生活文化について概ね理解する。左記に達していない。
評価項目4地球的課題と国際協力ついて詳細に理解する。地球的課題と国際協力ついて理解する。地球的課題と国際協力ついて概ね理解する。左記に達していない。
評価項目5生活圏の諸課題について詳細に理解する。生活圏の諸課題について理解する。生活圏の諸課題について概ね理解する。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
社会的事象の地理的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする活動を通して、広い視野に立ち、グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の有為な形成者に必要な公民としての資質・能力を育成することを目指します。
〇関連する科目:公共(1年)、歴史総合(2年)、歴史学(5年、選択)、経済学(5年、選択)、哲学(5年、選択)
授業の進め方・方法:
基本事項を解説するとともに、ワークブックやスライドショーなどにより、理解を深める。
注意点:
授業中の積極的な発言を期待する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 球面上の世界 球面上の世界ついて理解する。
2週 日本の位置と領域(1) 日本の位置と領域(1)について理解する。
3週 日本の位置と領域(2) 日本の位置と領域(2)について理解する。
4週 国内や国家間の結びつき(1) 国内や国家間の結びつき(1)について理解する。
5週 国内や国家間の結びつき(2) 国内や国家間の結びつき(2)について理解する。
6週 暮らしのなかの地図とGIS(1) 暮らしのなかの地図とGIS(1)について理解する。
7週 暮らしのなかの地図とGIS(2) 暮らしのなかの地図とGIS(2)について理解する。
8週 中間試験 試験時間:50分
2ndQ
9週 地形と生活文化(1) 地形と生活文化(1)について理解する。
10週 地形と生活文化(2) 地形と生活文化(2)について理解する。
11週 気候と生活文化(1) 気候と生活文化(1)について理解する。
12週 気候と生活文化(2) 気候と生活文化(2)について理解する。
13週 産業と生活文化 産業と生活文化について理解する。
14週 宗教・言語と生活文化(1) 宗教・言語と生活文化(1)について理解する。
15週 宗教・言語と生活文化(2) 宗教・言語と生活文化(2)について理解する。
16週 期末試験
17週:試験解説・発展授業
試験時間:50分
後期
3rdQ
1週 世界各地の生活文化ー「社会」に着目する事例ー 世界各地の生活文化ー「社会」に着目する事例ーについて理解する。
2週 世界各地の生活文化ー「自然」に着目する事例ー 世界各地の生活文化ー「自然」に着目する事例ーについて理解する。
3週 世界各地の生活文化ー「経済」に着目する事例ー 世界各地の生活文化ー「経済」に着目する事例ーについて理解する。
4週 世界各地の生活文化ー「開発」に着目する事例ー 世界各地の生活文化ー「開発」に着目する事例ーについて理解する。
5週 地球環境問題(1) 地球環境問題(1)について理解する。
6週 地球環境問題(2) 地球環境問題(2)について理解する。
7週 資源・エネルギー問題 資源・エネルギー問題について理解する。
8週 中間試験 試験時間:50分
4thQ
9週 人口・食料問題(1) 人口・食料問題(1)について理解する。
10週 人口・食料問題(2) 人口・食料問題(2)について理解する。
11週 居住・都市問題 居住・都市問題について理解する。
12週 日本の自然災害と防災(1) 日本の自然災害と防災(1)について理解する。
13週 日本の自然災害と防災(2) 日本の自然災害と防災(2)について理解する。
14週 生活圏の諸課題と地域調査(1) 生活圏の諸課題と地域調査(1)について理解する。
15週 生活圏の諸課題と地域調査(2)
生活圏の諸課題と地域調査(2)ついて理解する。
16週 期末試験
17週:試験解説・発展授業
試験時間:50分

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3前1,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3前3,前14,前15,後1,後2,後3,後4
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3前4,前5
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3前4,前5
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3前4,前5,後11
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3前2,前3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3前1,前5,前6,前7,後1,後2,後3,後4
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3前5,前6,前7,後1,後2,後3,後4
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後3,後4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000