科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 音楽
科目番号 0022 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 毎授業時に、資料、プリント、楽譜を配布する。補助教材:ジョン・ケージ「プリペアードピアノ」(CD)、 「シャルルドュトワの青少年に贈る音楽辞典」ビデオ、 グレゴリア聖歌(エリザベート音楽院)
担当教員 長谷川 紀子

到達目標

(科目コード:00360 英語名:Music)
この科目は、長岡高専の教育目標の(A)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育到達目標との関連の順で次に示す。①音、音楽の本質を学び理解する。60% (a1)、②音と音楽が人間にどのように作用、影響するかを理解する。30% (a1)、③音楽を通して人間の役割を考える。10% (a1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
音、音楽の本質を学び理解する。音、音楽の本質を学び理解が十分にできている。音、音楽の本質を学び理解ができている。音、音楽の本質を学び概ね理解ができている。左記に達していない。
音と音楽が人間にどのように作用、影響するかを理解する。音と音楽が人間にどのように作用、影響するかを十分に理解している。音と音楽が人間にどのように作用、影響するかを理解している。音と音楽が人間にどのように作用、影響するかを概ね理解できている。左記に達していない。
音楽を通して人間の役割を考える。音楽を通して人間の役割を考えることが十分にできる。音楽を通して人間の役割を考えることができる。音楽を通して人間の役割を考えることが概ねできる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
音楽を ① 表現 ② 感性・感覚 ③ 創造、創作、研究 の各方面からとらえる。
授業の進め方・方法:
音を広い範囲から見つめ直しながら自分を探しだすようにしていってほしい。
注意点:
授業毎に課題をする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 「縄文の音と心」(ビデオ)
2週 縄文人の音感覚①
3週 「春」にちなんだ音楽(詩と音楽)
4週 音の性質
5週 音の分類(いろいろな種類の音を認識し分類してみる。)
6週 倍音・純正律
7週 前期中間試験
8週 平均律の周波数の比と値の計算(研究)
2ndQ
9週 音楽辞典「音楽の歴史がはじまった.イタリア ヴェネチア」(ビデオ)
10週 イタリア語の歌
11週 グレゴリア聖歌を歌い楽譜(記譜法)の読解をする。(研究)
12週 サウンドスケープ(感覚)
13週 音楽辞典「音楽の故郷.ドイツ ザクセン州」(ビデオ)
14週 ドイツ語の歌
15週 ドイツ語の歌
16週 期末試験
17週:試験解説・発展授業
後期
3rdQ
1週 鑑賞(音楽会の情報も含めて)
2週 各国の民族音楽、各時代の音楽をききながら①
3週 音楽辞典「新しい音楽を求めて.パリ」
4週 音楽辞典「シェークスピアからビートルズ.イギリス」
5週 日本と外国の音楽の相違点
6週 クリスマスの音楽 モツァルト「レクイエム」
7週 中間試験
8週 日本各地の伝承芸能(ビデオ)
4thQ
9週 日本各地の伝承芸能(ビデオ)
10週 人間の感覚の機能を理解しながら音楽の本質的なものを探求していく。(研究)
11週 人間の感覚の機能を理解しながら音楽の本質的なものを探求していく。(研究)
12週 各人の興味あるテーマを調べまとめる。(研究、表現)
13週 各人の興味あるテーマを調べまとめる。(研究、表現)
14週 各人のパフォーマンス(表現)
15週 各人のパフォーマンス(表現)
16週 期末試験
17週:試験解説・発展授業

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合20800000100
基礎的能力20800000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000