インターンシップⅠ

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 インターンシップⅠ
科目番号 0059 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 なし
担当教員 物質工学科 学科長

到達目標

(科目コード:41780、英語名:Internship I)
この科目は長岡高専の教育目標の(F)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。①各実習プログラムを通じて技術者としての心構えや知識を身につける。30%(f1)、②実習で得た経験をまとめる事が出来る。40%(f1)。③実習で得た経験を発表・討論できる。30%(f2)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各プログラムを通じて技術者としての心構えや詳細な知識を身につける。各プログラムを通じて技術者としての心構えや知識を身につける。各プログラムを通じて技術者としての心構えや知識を概ね身につける。左記に達していない。
評価項目2実習成果を報告書として論理的にまとめる事が出来る。実習成果を報告書としてまとめる事が出来る。実習成果を報告書として概ねまとめる事が出来る。左記に達していない。
評価項目3実習成果を論理的にまとめ,発表・討論できる。実習成果をまとめ,発表・討論できる。実習成果を概ねまとめることができ,発表・討論できる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
企業,大学,研究機関,海外提携機関等での実習または就業体験並びに地域貢献プログラム等への参加を通じて、社会人として必要な人間性や職業意識を涵養する。具体的には、企業実習プログラム、長岡技術科学オープンハウスプログラム、海外派遣研修プログラム(プログラムの内容による)、JSCOOPプログラム等の実習に参加する事で上記能力を育成する。
○関連する科目:インターンシップII(当該年度履修)、学外実習(専1履修)、卒業研究(次年度履修)
授業の進め方・方法:
基本的に長期休業期間中に実施するが、内容・時期共に各プログラムによって異なる。
注意点:
実習開始前:実習プログラムの概要、趣旨、目的等を事前に良く理解しておくこと。
実習期間中:学外実習生であることを自覚し、言動や行動等に常に責任を持つこと。
その他:実質5日間(あるいは本期間に相当する実働時間)以上必須。実質10日間(あるいは本期間に相当する実働時間)以上となる実習プログラムは、インターンシップIIを同時期に受講できる。詳細は各プログラムによって異なるため担当者からの説明を良く聞くと共に、注意事項を必ず守る事。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 各プログラムによる。 インターンシップの概要、マナー、秘密保持義務、情報公開の注意について 理解する。
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前1
合意形成のために会話を成立させることができる。3前1
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前1
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前1
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3前1
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3前1
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3前1
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3前1
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3前1
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前1
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前1
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3前1
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前1
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前1
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前1
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3前1
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前1
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前1
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3前1
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3前1
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前1
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前1
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3前1
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3前1
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前1
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3前1
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3前1
企業には社会的責任があることを認識している。3前1
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3前1
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3前1
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3前1
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前1
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前1
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3前1
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前1
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前1
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前1

評価割合

実習責任者の評価実習報告書発表合計
総合評価割合304030100
基礎的能力0000
専門的能力0000
分野横断的能力304030100