論文輪講

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 論文輪講
科目番号 0132 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 担当教員による指示
担当教員 物質工学科 全教員

到達目標

(科目コード:41480、英語名:Colloquium)
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。
①化学英語論文の構成と内容を理解する能力を高める。100%(d1)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1化学英語論文の構成と内容をより詳細に理解できる。化学英語論文の構成と内容を詳細に理解できる。化学英語論文の構成と内容を概ね理解できる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現在、化学・生物化学関連の論文のほとんどは、英文で出版されている。そのため、英語文献の速読は極めて重要である。卒業研究の指導教員の下で、研究テーマに関連した著書や論文を読むことによって、英語速読力をつけると共に研究テーマの基礎知識、背景や最新の情報を得ることを目指す。
○関連する科目:卒業研究(5年次履修)、科学技術英語I(4学年後期履修)、科学技術英語II(5学年前期履修)
授業の進め方・方法:
卒業研究指導教員の下で、研究テーマに関連した英語文献として著書や論文を読むことによって、英語速読力をつけると共に研究テーマの基礎知識、背景や最新の情報を得る。
英語論文を和訳したものを提出する。内容の理解度について評価する。
注意点:
英語文献を読むことは研究を行ううえで最も重要な作業である。英語文献を正確に読むこと、英語文献から知識を得ること、論文中の図・表を理解することは多少の「コツ」が必要であり、その「コツ」をよく呑み込むことが肝要である。そのためには、日頃から英語に親しむことと、関連する日本語の総説や参考書を読むことが必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、文献検索法 本授業の概要、文献検索法について理解を深める。
2週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解① 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
3週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解② 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
4週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解③ 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
5週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解④ 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
6週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解⑤ 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
7週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解⑥ 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
8週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解⑦ 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
2ndQ
9週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解⑧ 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
10週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解⑨ 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
11週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解⑩ 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
12週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解⑪ 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
13週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解⑫ 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
14週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解⑬ 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
15週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解⑭ 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。
16週 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文の読解⑮ 英語論文の構成、英語論文の和訳、卒研関連論文について理解を深める。英語論文を和訳したものを提出する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前1
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前1
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前1
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前1
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前1
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前1
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前1
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3前1
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3前1
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3前1
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3前1

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力2525
専門的能力5050
分野横断的能力2525