英語演習

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語演習
科目番号 0153 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Step-By-Step Prep for the TOEIC L&R TEST Step2 Intermediate Course(アルク),TOEIC テストやたらと出る英単語クイックマスター(アルク)
担当教員 市村 勝己

到達目標

本授業では、TOEIC L&Rテストに向けたリスニングとリーディング問題の演習などを通して、TOEICテストに必要な語彙や英語表現を身に着け、Part1~Part4のリスニング、そしてPart5~Part7の文法、読解能力の育成を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
状況や物事の描写を英語で聞き取ることができ、簡単な日常会話や場内アナウンスなどを聞き取ることができる状況や物事の描写を英語での聞き取りや、簡単な日常会話や場内アナウンスなどの聞き取りをすることができる状況や物事の描写を英語での聞き取りや、簡単な日常会話や場内アナウンスなどの聞き取りを概ねすることができる左記に達していない。
英文を文法的に分析することができ、少し長めの英文を読み、その流れや内容を理解することができる英文を文法的に分析することができ、少し長めの英文を読み、その流れや内容を理解することができる英文を文法的に分析することや、少し長めの英文を読み、その流れや内容を概ね理解することができる左記に達していない。
新しい英語の語彙を覚え認識することができる新しい英語の語彙を覚え認識することができる新しい英語の語彙を覚え認識することが概ねできる左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この授業では,TOEICテストに向けて,補助教材であるe-learning (Net Academy 2: TOEICテスト演習2000を併用しながら,よりいっそうの英語力向上を目標とする.校内一斉試験時には4年生全員がTOEIC-IPテストを受験し、そのスコアは成績に含まれる.
授業の進め方・方法:
予習を前提とし、授業で解説を行う。TOEICに頻出の語彙が取り扱われている教材を使用するので、見たこの聞いた事のない語彙・熟語に遭遇した時が、学習のチャンスである。また、リスニング問題の音源を使用し、リスニング力の強化も同時に行う。e-learning教材を使用することで、コンスタントに現在のTOEICスコア―を知ることができ、自身のTOEIC学習の進捗状況を確認することができる。
注意点:
週に1回の授業だけではTOEICスコア(英語力)を向上させるには不十分である。高い目標を定め、日頃から多くの時間を英語に費やすように心がけること。よって無断欠席は言語道断、大きく減点される。自主学習推奨。TOEIC公開テストも自主的に受験することを推奨する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction, TOEIC演習100① TOEICテストの概要を把握し、実力試験を行う。
2週 Unit1 語の種類と働き(品詞)について理解する。Part1, Part2, Part7
3週 Unit2 英語の基本語順について理解する。Part2, Part3, Part5, Part6
4週 Unit3 英語の語順と副詞について理解する。Part1, Part7
5週 TOEIC演習100② TOEIC実力試験を行う
6週 Unit4 英語の基本語順の展開について理解する。Part4, Part5, Part6
7週 Unit5 英語の2重目的構文について理解する。Part2, Part3, Part7
8週 Unit6 英語の否定表現について理解する。Part2, Part3, Part5, Part6
2ndQ
9週 TOEIC演習100③ TOEIC実力試験を行う
10週 Unit7 英語の疑問文について理解する。Part4, Part5, part6
11週 Unit8 英語の受動態「~される」の表現について理解する。Part1, Part2, Part7
12週 Unit9 英語の名詞・冠詞について理解する。Part1, Part7
13週 TOEIC演習100④ TOEIC実力試験を行う
14週 Review Unit1からUnit9の総復習を行う
15週 前期期末試験
16週 試験返却・発展授業 夏休みに行うTOEIC試験に向けた準備を行う
後期
3rdQ
1週 TOEICテスト演習100⑤ TOEIC実力試験を行う
2週 Unit10 英語の形容詞について理解する。Part4, Part5, Part6
3週 Unit11 英語の形容詞の働きをする不定詞、分詞について理解する。Part2, Part3, Part5, Part6
4週 Unit12 英語の名詞の働きをする不定詞、分詞について理解する。Part3, Part7
5週 TOEICテスト演習100⑥ TOEIC実力試験を行う
6週 Unit13 英語の動詞の後に続く不定詞、分詞について理解する。Part1, Part2, Part7
7週 Unit14 英語の形容詞と副詞について理解する。Part2, Part3, Part5, Part6
8週 Unit15 英語の頻度や程度を表す表現について理解する。Part1, Part7
4thQ
9週 TOEICテスト演習100⑦ TOEIC実力試験を行う
10週 Review Unit10からUnit15の総復習を行う。
11週 校内一斉試験日 TOEIC-IP
12週 Unit16 英語の副詞の働きをする不定詞について理解する。Part4, Part5, Part6
13週 Unit17 英語の副詞の働きをする分詞構文について理解する。Part2, Part3, Part7
14週 Review TOEIC実力試験を行う
15週 学年末試験
16週 試験返却・発展授業
TOEICに向けた英語の総復習を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前11,後5,後15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前2,前12,後6,後16
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前3,前13,後7
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前4,前14,後8
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前5,前15,後9
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前6,前16,後10
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前7,後1,後2,後3,後11
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前8,後3,後12
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前9,後3,後13
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前10,後4,後14

評価割合

試験小テスト課題・授業態度合計
総合評価割合702010100
基礎的能力702010100
専門的能力0000
分野横断的能力0000