コミュニケーション特講

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 コミュニケーション特講
科目番号 0159 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Get Real Level 2(MacMillan) / English/Japanese and Japanese/English Dictionaries
担当教員 トッド モールド

到達目標

この科目は長岡高専の教区目標の(B)と主体的に関わる.この科目の到達目標と成績評価上の重みづけ,書く到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を次に示す.①Students will be able to recognize how native speakers really speak. 35%(b3) ②Students will acquire some strategies to express their opinions in English. 35%(b3) ③Students will be able to relax and enjoy using English. 30%(b3)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1  関心・意欲・態度コミュニケーションに関心を持ち,積極的な態度で聴く,読む,話す,書くことの言語活動に積極的に参加している.コミュニケーションに関心を持ち,聴く,読む,話す,書くことの言語活動に参加している. 左記の条件に達していない.
評価項目2 外国語表現の能力 様々な話題に関して,情報や考えなど,相手に伝えようとする事柄を英語で話したり,書いたりして適切に表現できる.様々な話題に関して,情報や考えなど,相手に伝えようとする事柄を英語で話したり,書いたりして表現できる. 左記の条件に達していない.
評価項目3 外国語理解の能力  様々な話題に関して,情報や考えなど,相手が伝えようとする事柄を的確に理解することができる.また,聞き手に伝わるように適切に音読することができる. 様々な話題に関して,情報や考えなど,相手が伝えようとする事柄を理解することができる.また,聞き手に伝わるように音読することができる. 左記の条件に達していない.
評価項目4 知識理解 様々な話題についての学習を通して,言語やその背景にある文化を適切に理解している. 様々な話題についての学習を通して,言語やその背景にある文化を理解している. 左記の条件に達していない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
This course will develop students' English communication skills through listening and conversing in realistic situations. Students will listen to various English dialogues and practice conversations encountered daily by native speakers. 〇関連する科目:英語3A(前年度履修)・英語3B(前年度履修)オーラルコミュニケーション1C(1年次履修)・英語4A(次年度履修選択科目)・英語特講A(次年度履修選択科目)
授業の進め方・方法:
次に示す項目・割合で達成目標に対する理解の程度を評価する。定期的な試験の実施.その他として出席率,授業態度や参加姿勢
注意点:
If students learn to enjoy English and participate, they can greatly improve their English fluency.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 8A She's too young for me
英語のつづりと音との関係を理解できる。
2週 8A She's too young for me 英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。
3週 9A This dress is not long enough 英語の発音記号を見て、発音できる。リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。
4週 9A This dress is not long enough 文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。
5週 9B I'm stressed 中学で既習の語彙を定着させる。
6週 9B I'm stressed 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。
7週 Review 3 英語のつづりと音との関係を理解できる。英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる
8週 Review 3 相手が明瞭に自分や身近なことについて基本的な表現を用いて話す場合、その内容を聴いて理解できる。
2ndQ
9週 Review 3 自分や身近なことについて、前もって準備をすれば口頭説明ができる。
10週 10A You can't smoke in the street リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。自分や身近なことについて書くことができる。
11週 10A You can't smoke in the street 自分や身近なこと及び自分の考えについて簡単な文章を書くことができる。
12週 10B I have to get a visa 英語の発音記号を見て、発音できる。中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。
13週 10B I have to get a visa 英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。中学校で既習の文法事項や構文を定着させる
14週 11A Have you ever tried Thai food? 文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。
15週 movie 文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。中学で既習の言葉を定着させる。
16週 movie 文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。中学で既習の言葉を定着させる。
後期
3rdQ
1週 11A Have you ever tried Thai food> リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。
2週 11B My computer's crashed 英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。
3週 11B My computer's crashed 文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。
4週 12A Have you bought your tickets yet? 文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。
5週 12A Have you bought your tickets yet? リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。
6週 12B He's passed his driving test 文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。
7週 12B He's passed his driving test 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。英語の発音記号を見て、発音できる。
8週 Review 4 英語のつづりと音との関係を理解できる。相手が明瞭に自分や身近なことについて基本的な表現を用いて話す場合、その内容を聴いて理解できる。
4thQ
9週 Review 4 自分や身近なことについて、前もって準備をすれば口頭説明ができる。
10週 Grammar checks 1-12 自分や身近なことについて簡単な文章を書くことができる。
11週 Grammar checks 1-12 リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。
12週 Grammar checks 1-12 英語のつづりと音との関係を理解できる。
13週 Speaking activities 1-12 中学で既習の語彙を定着させるとともに、新出語彙を習得する。
14週 Speaking activities 1-12 相手が明瞭に自分や身近なことについて基本的な表現を用いて話す場合、その内容を聴いて理解できる。
15週 Speaking activities 1-12 文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。
16週 Sound checks 1-12 中学で既習の語彙を定着させるとともに、新出語彙を習得する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前8,前14,後8,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前8,後8
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験出席率・態度相互評価その他合計
総合評価割合7010020100
基礎的能力35501050
専門的能力35501050
分野横断的能力00000