科学技術英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 科学技術英語Ⅱ
科目番号 0196 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 資料配付/補助教材 Basic Grammar in Use Student's Book with Answers and CD-ROM: Self-study Reference and Practice for Students of North American English (Cambridge university press)
担当教員 赤澤 真一

到達目標

この科目は長岡高専の学習・教育目標の(D)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。①英語と英文法の復習を行い、科学英語の基礎を身につける。20%(d1)、②科学技術英語特有の表現を理解する。40%(d1)、③英語によるプレゼンテーション法を理解する。40%(d1)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1科学英語の基礎を身につける。科学英語の基礎を概ね身につける。左記に達していない。
評価項目2科学技術英語特有の表現を理解する。科学技術英語特有の表現を概ね理解する。左記に達していない。
評価項目3英語によるプレゼンテーション法を理解する。英語によるプレゼンテーション法を概ね理解する。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報のグローバル化とともに、科学技術関係のテキストや論文は国際語としての英語が使用されており、英語力の向上は必須である。昨今はプレゼンテーションスキルも求められることから、論文の表現だけでなくプレゼンテーションにおけるキーフレーズや発表法を学ぶ。本講義では、英語におけるプレゼンテーションに重きをおいており、実際に講義の最後に英語によるプレゼンテーションを全員が実施する。そのため,毎回1分間英会話をグループで実施し、スクリプト作成や発表に慣れていく。
○関連する科目:科学技術英語I(4年次履修)
授業の進め方・方法:
毎回1分間英会話をグループで実施するため、スクリプトをきちんと準備し発音もスムーズに出来るように練習してから臨む事。プリントが多いため、専用もファイルを必ず用意する事。パワーポイントを適宜使用する。
注意点:
一般の英語の知識は不可欠である。文法は各自復習しておく事。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 講義の説明,なぜ英語を勉強するのか? 能動的に学習する意識を身につける。グループワーク学習。
2週 文法復習(課題解説)1 簡単な専門英語を用いた英文構成を理解する。課題(文法4点)
3週 文法復習(課題解説)2 専門英語を用いた英文構成を理解する。
4週 専門英語表現1 グラフ等の説明が英語で出来る。課題(グラフ説明3点)
5週 専門英語表現2,専門英語を用いたグラフなどの解説(実践) グラフ等の説明が英語で出来る。プレゼン実践1
6週 英語論文の読み方と書き方 英語論文の構成を理解する。
7週 中間試験 試験時間:50分
8週 プレゼンテーションとは?組み立て方とパワーポイントの活用 プレゼンエーションの構成を理解する。課題(プレゼン修正5点)
2ndQ
9週 英語でのプレゼンテーション法~キーフレーズ~ 英語でのプレゼンテーション法を理解する。
10週 TED,TED-Ed,YouTubeから学ぶプレゼンテーション1 TED等でネイティブのプレゼン法を学ぶ。課題(TED 5点,TED-ed 3点)
11週 TED,TED-Ed,YouTubeから学ぶプレゼンテーション1,プレゼンテーション課題設定 TED等でネイティブのプレゼン法を学ぶ。プレゼン課題を決定する。
12週 プレゼンテーション準備1 グループでプレゼンを作製する。
13週 プレゼンテーション準備2 グループでプレゼンを作製する。
14週 プレゼンテーション発表1 グループでプレゼンを発表する。
15週 プレゼンテーション発表2 グループでプレゼンを発表する。
16週 -

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前4,前14,前15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前5,前14,前15

評価割合

試験(中間)課題ショートトーク・グループワークプレゼンテーションその他(講義への参加度等)合計
総合評価割合302020255100
基礎的能力000000
専門的能力302020255100
分野横断的能力000000